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「天使の微笑み」第4話 2人の秘密

第4話 2人の秘密
 
 「あなた、どうせなら一緒に入りましょう」
「わかった、由加」2人は狭い浴槽に入ったが、何せ、狭いから肌と肌が触れ合う。
「あなたに抱かれたいの」わざと甘えるように体を預けた。
「こうか?」腕を伸ばして抱きかかえる。
(懐かしいわ。昔、こうされたんだわ)懐かしさが込み上げてきた。

 「昔は、由加を抱っこしていたっけな…」
「でも、今は妻ですからね」
「わかっているよ」
「わかったらして。夫婦でしょう?」目を閉じて唇を差し出し、その唇に昭次が押しつけた。
(お父さんと、キスをしているんだ…)由加の鼓動が更に高まっている。

 「これくらいにしよう。明日は早いんだろう?」
「そうね、今夜は休まないとね」2人は浴室から出た。
「あなた着替えよ」「ありがとう」由加の用意した着替えを着込んで居間に向かった。
由加も着替えてから朝食の準備をしていく。
「これでいいわ。後は寝るだけだし」思い通りに運んで、満足げな顔になっている。
 
 その後、朝食の準備をし、電気を消して居間に戻ると「お父さんがいないわ。もう寝たんだ。だったら、私も…」電気を消し、昭次の元へと向かう。
部屋からは、明かりが漏れている。
(そうだわ。どうせなら、ヌードの方がいいかも…)廊下でパジャマを脱ぎだす。
パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になった。

 脱いだ服を寝室の入口に置き、襖を開け「あなた、今夜も慰めてあげる!」由加の言葉に振り向けば、一糸まとわぬ娘が立っているではないか。
「ゆ、由加。絶対ダメと言ったはずだ!」
「勿論です。でも、セックスしなければいいでしょう?」甘えるように昭次に抱き付き、唇を吸う。
それは、妻が夫を求める行為と同じだった。
唇を重ねた後、由加は昭次のパジャマを脱がし、シャツ、パンツも脱がせて全裸にした。
 
 「あなた、お口でさせて!」勃起した肉竿を掴み、口に入れた。
「だめだ、だめ、あ、あ、あ!」由加は頭を振っている。
「ゆ、由加!」気持ちよさそうな顔をして、由佳の乳房を掴んだ。
(私にもして。後でいいから…)すると、振りを早めた。

 「でる、でる!」それには、あっけなく噴射してしまい、由加の咽に液体が漂っている。
(射精だわ、お父さんが射精した!)「ゴクン!」それを飲み込んだ。
「由加、平気か?」
「あなたのエキスよ。何ともないわ。それより、私もあなたにされたいの…」
「わかった。やるけど、ここには絶対入れないからな!」淫裂を撫でてから、唇を押しつけた。

 由加は拒まず、迎え入れている。
昭次は、ゆっくりと頭を下げ、乳房を掴み揉みだし、乳首も吸いだした。
「あ、あああ!」まだ、処女の由加が声を出し、背中を浮かせている。
「あなた、気持ちいいわ。こんなの初めてよ」喘ぎながら言う。
(由加も、女になったんだな)娘の成長を確認しながら愛撫を続けた。
 
 乳房を愛撫した後は、股間に顔を埋めて舌と指を使っている。
指で淫裂を広げ、敏感なクリトリスを舌でなめると「ん、ん、ん!」首を左右に振り、腰を動かしている。
(由加が、気持ちよさそうにしているな。ここに入れたら、もっと凄いだろうな…)膣の中に指を入れた。
(ヌルヌルだ。こんなに濡れているぞ。間違いなく女になっている!)まだ、高校生の我が娘の、淫裂を触っている。

 「して…。お父さん入れて…」
「ダメだ、絶対に!」そう言うが、酔いと興奮で、理性が半分失っている。
「少しだけでいいから、オチンチンを確かめたいの…」
「わかった、先っぽだけだからな」昭次の肉竿は放出したばかりだが、もう堅くなっていた。

 その肉竿を、入口に押し当てて、押し込んでいく。
肉竿は淫裂の肉襞を押し広げて狭い膣に入り込み、くびれた部分まで淫裂に入った。
(膣が熱いわ、焼けるようだ…)昭次を抱きしめた。
 「これがセックスだ。少し動かすからな」ゆっくりとピストンしていく。
勿論、処女膜を破らないようにと、奥深くは入っていかない。

 「気持ちいい。抜けるときが、気持ちいい!」由加の淫裂からは淫汁が流れている。
昭次は暫く腰を振り「もういいだろう、万が一もあるし…」肉竿を抜いて、乳房に顔を埋めた。
「もっと吸って、オッパイを吸って…」昭次の頭を抱え、乳首を吸われていく。
(これが、娘じゃなかったら、オ○ンコやっちゃうのにな…)直美の淫裂を思い浮かべながら、乳房を吸い続け、2人は遅くまで生まれたままの姿で抱き合った。
 
 翌朝、由加は起きて入口に置いた服を着ていく。
「これがセックスなんだわ」乳房や淫裂を触りながら服を着て、朝食を作っていく。
「おはよう」昭次が起きてきた。
「あなた、できたから盛るわね」

 「もう、あなたは、やめてくれないか?」
「家を出るまでは、いいでしょう。食事が済んだら一緒に出るし…」
「わかった。それまでならいいよ」
「よかった」笑顔でご飯を盛っていく。

 (昨日のことを知ったら、直美はどんな顔をするだろうな…)由加の顔を見ると不安になってきた。
「あなた、昨日のこと心配しているのね。もう忘れていいのよ、私は忘れたから。それに、絶対に思い出さないわ」由加が気を遣って言う。
「そうだな、忘れた方が楽だしな」昭次は盛ったご飯を食べていく。

 「どう、おいしい?」
「うん、合格だな」
「よかった。これで、私も一人前になったのね」笑顔の由加だ。
食事を済ますと、2人はいつものように、腕を組んで駅まで歩いていく。
(秘密よ、昨日の事は私とお父さんの2人の秘密よ)封印を決めた2人は、笑顔で歩いて駅に向かった。

 そして、由加が授業を終えて、自宅に戻ると直美が帰っていた。
「由加、ちゃんとやったのね」
「勿論よ、もう子供じゃないのよ」得意げだ。
由加も、昭次と抱き合ったことで、すっかり、大人っぽくなっている。

 「これからは、任せて大丈夫ね」
「毎日はいやよ。たまにだけだからね」
「わかったわ。たまにでもいいから、やって貰うわ」何も知らない直美は、そう言いながら夕食を調理していく。
 

「天使の微笑み」第3話 新妻

第3話 新妻
 
 3人の生活は、その後も何事もなく続けられたが、由加は雅俊との付き合いに、鬱陶しさを感じ始めた。
それは、直美や雅俊も感じていたが、そんな中、雅俊が訪ねてきた。
「早く上がって。今呼ぶから」
「いいです。今日は、これから遊園地に出かけますから」
「あら、デートなんだ。由加、雅俊さんよ」その声に着飾った由加が現れた。
「行きましょう」浮かない顔をして、由加が出かけた。

 「あなた、由加が変なのよ、元気が無くて」
「うまく行ってないのかな。2人の仲が…」
「もしかしたら、そうかもね」心配する2人は、由加が帰るまで気が気でなかった。

 2人の心配をよそに「ただいま!」夕方帰ってきた。
「由加、楽しかった?」
「乗り物は楽しかったけど、その後が…」
「その後、どうしたの?」
「観覧車に2人で乗ったのよ。一番高いとこまで来たら雅俊さんが抱き付いてきて…」

 「それで、どうなったの?」
「キスされたの。初キスを奪われちゃった…」
「あら、キスをしたんだ!」笑顔の直美だ。
「それだけじゃないの。服の上からオッパイを触って…」恥ずかしそうに項垂れたままだ。

 「そこまで行ったんだ。これからはコンドームを持っていった方がいいかもね」
「そんなのいやよ。絶対に、結婚するまでは、させないからね」それを聞いている2人だ。
(雅俊さんは若いから、由加の気持ちがわかっていないんだわ。オッパイを触るなんて…)直美も考え廻らせていく。
 
 そんな事があってから、数週間がたった。
直美は実家の親戚の法事で、田舎に行くことになっている。
「由加、後は頼んだわよ。ちゃんと、やるのよ」
「わかっているわよ、子供じゃにからできるわ。それに、1日だけでしょう?」
「だったら、うまくやってね。あなた、行って来ます」直美は、由加と昭次を見送ると着替えて、駅に向かう。

 そして、4時近くに由加が学校から帰ってきた。
「今日は、お父さんと2人きりなんだ…」今までの思いを、ぶつけるチャンスでもある。
部屋に入ると着替えて、家事をしていく。
「今夜は、私がお母さんの代わりをしないと…」張り切っていた。
風呂を沸かし、料理も作っていく。それに、昭次が好きなビールも用意した。
「これで準備は済んだわ、後は…」抜けがないかを確かめていく。
 
 そこに、「ただいま!」昭次が帰ってきた。
「お帰りなさい。お風呂にする、ご飯にする?」
「腹減ったから飯を食おう」2人だけの食事が始まった。
「お父さん。今日は、私がお母さんの代わりをするからね」
「はいはい、わかりました」昭次は軽く聞き流した。

 しかし「あなた。ビールいかが?」ビールを注がれた。
「そこまでは、しなくていいよ…」娘からそう言われれば、驚くのが当然で、コップを持ったまま、動きが止まった。
「お母さんが戻るまでは、私が妻ですからね」妙に色っぽかった。
(由加は子供と思っていたけど、大人になっていたんだな…)ジッと見つめた。

 「はい、ビール!」「あ、ありがとう」ビールが注がれ、飲んでいく。
「あなた、味はどうかしら?」
「まあまあかな。これなら合格だな」
「よかった、あなたの口にあって」由加は新婚夫婦気取りになっており、昭次も由加に合わせ、新婚気取りで、言葉を使った。
 
 「食ったし、風呂にでも入るか」昭次は立ち上がった。
「着替えは、後で持っていきます」
「わかった。頼んだ」昭次は浴室に向かい、由加は「着替えは寝室に置いたし…」確認しながら後かたづけをしていく。
「もう、いいころだわ」由加はエプロンを脱いで、着替えを持って浴室へと向かう。

 「入っているわ。ここは、新妻になった気持ちでやらないと…」事もあろうか、服を脱いで行く。
代わって、ピンクの下着が露わになった。
「これも脱いで…」その下着も脱いだ。
小振りな乳房の先端には、綺麗なピンク色した乳首があり、股間は真っ黒な絨毛で覆われている。

 由加は一糸まとわぬ全裸になると、中に入った。
「あなた、背中を流させて!」石鹸で背中を擦っていく。
「ああ、頼んだよ。由加にやって貰えるなんて嬉しいね」まだ、昭次は由加が全裸なのに気づいていない。
 
 背中を洗い終えると「はい、今度は前です」「こうか?」向きを変えた瞬間「あっ!」昭次は、それしか言えない。
「あなた、私もヌードです。でも、今回限りですよ」
「そ、そこまで、やらなくていいよ…」昭次は動揺している。
「言ったはずよ。今夜は妻だって!」由加は動揺する昭次の首から洗い始めた。

 その後、胸、腕、腹と洗い、最後に肉竿を掴んだ。
「そ、そんな事しなくていい!」
「ダメ。これも妻の勤めです」石鹸を泡立て、肉竿を擦すると、由加の手で一気に膨らんでしまった。
「あなた、元気がいいのね。今夜は大丈夫ね」
「な、何言っているんだ。親子だぞ。そこまではダメだ!」

 「わかっています。セックスはしません。それ以外ならいいでしょう?」
「まあな。セックス以外なら…」
「よかった、あなた」思わず、膝の上に跨り抱き付いた。
(お、オチンチンが膣に当たっている!)由加の淫裂に肉竿が触れている。
「ゆ、由加。これ以上は、絶対ダメだぞ!」昭次も由加の淫裂に当たったのがわかり、それに、乳房が目の前にあり、肉竿も限界まで膨らんでいた。
 
 「あなた、わかっています。それより、私を洗って下さい」膝から降りた。
「わかった、洗うよ…」由加の背中に石鹸を擦りつけていく。
「前もですよ」由加が振り向いた。
「わかった、洗うからな」首から洗い出し、その後、乳房も洗いだした。
(子供だと思っていたら、何時の間にこんなに膨らんだのかな?)乳房を触ると乳首が膨らんでいく。
(もう、大人なんだな。雅俊君とうまく行けばいいけど…)そう思いながら乳房から股間へと手を伸ばした。

 「ここも、やるのか?」
「勿論です。妻の大事な部分も洗ってください」
「わかったよ」掌で恥丘を撫でていくと、淫裂に指が触れた。
「あっ!」一瞬、引き付けを起こしたが、昭次はクリトリスや肉襞も洗っている。
(お父さん、気持ちいいです。もっとして下さい…)目を閉じて、口をパクパクしていた。

「天使の微笑み」第2話 父への憧れ

第2話 父への憧れ
 
 そして、日曜日が来た。
「由加、雅俊さんよ」直美が声を上げると「今行くわよ」それと同時に由加が現れる。
「上がって!」だが、今までとは違って、元気がない。
「失礼します」雅俊は由加と一緒に部屋に入って行く。
「あなた、由加の様子が変なのよ。何だか、元気がないみたいで…」
「そうかな。俺にはいつもと同じに見えるよ」
「もっと、真剣に考えなさいよ!」直美も機嫌が悪いが、そんな事など気にも止めず、新聞を読んでいる。

 暫く経って、2人が現れた。
「コーヒーで、いいかしら?」
「はい、いただきます。いつもすみません」
「遠慮は要らないわ。なんでも言ってね」雅俊と話す時の直美は弾んでおり、目も輝いていた。
だが、由加は以前程の目の輝きはしておらず、作り笑いをしているように見え、雅俊を見るよりも、父の昭次を見る方が、生き生きしている。
直美も、それに気付き、気がかりだった。
(もしかして、雅俊さんとケンカでもしたのかしら?)一抹の不安がある。
 
 4人で話をした後、2人はいつものように街に出て、夕方帰って来た。
「由加、丁度よかった。台所を頼むわ」
「え~。私がやるの?」
「だって、お父さんお風呂なの。久しぶりに背中を流さないとね」直美はエプロンを脱いで行く。
「わかったわよ。やっておくわよ…」渋々承知した。
「頼むからね」直美は浴室に向かうが「お母さん、本当に背中を流すだけかしら。もしかして…」この前のことを思い出した。

 由加は、悪いと思いながらも火を弱めて、浴室を覗いた。
「あなた、ここが痒いでしょう?」背中を擦る直美の姿がガラス越しに見える。
(何だ、服を着ているのか…)期待外れでもあった。
「直美、背中はいいよ。前だよ!」
「わかりました」体を屈め前を洗い出した。

 「そ、そこだ、もっと強く!」昭次の手が伸びたのが、ガラス越しに見えた。
「あなた、今夜しましょう。オッパイも今夜に…」乳房を掴まれたらしく、声も上擦っている。
「わかった。今夜だよ」手が退けられた。
「これくらいで、いいでしょう。後は自分でやって」その後、お湯の音がした。
 
 由加は急いでキッチンに戻り、火を強くして、刻まれた野菜を鍋に入れていく。
「ダメダメ、そんな一緒じゃダメよ。堅いものから入れるの。しっかりやらないと、雅俊さんに嫌われるわよ」
「嫌われたっていいわ。ここで一生過ごすもん」
「また、そんな事言って。お父さんが聞いたら怒るわよ」その言葉に由加が一瞬反応した。

 (そうよ、お父さんに嫌われたらどうしよう…)
「ご免なさい。これからは、ちゃんとやります」
「だったら、後をやって。着替えを用意するから」また直美が浴室に向かう。
「そうだわね、料理くらいやらないとね」直美に教わった通りに、調理した。
 
 その夜、直美と昭次は抱き合っていた。
「いいわ、凄くいい!」声を上げ、それは由加にも聞こえる。
「始まったわ。覗かないとね…」足を忍ばせて2人の部屋に向かい、そっと襖を開けて覗き込むと、直美が四つん這いになっていた。
乳房を揺らせ、悶え声を上げている。

 「出すよ、出すからね」
「出してもいいわ…。安心日だから…」体をくねらせながら言い、それと同時に「う~!」股間を密着させたまま2人は動かない。
「暖かい、あなたのエキスが暖かい…」ゆっくりと崩れていき、肉竿が抜けると、淫裂から白い液体が流れていく。
(あれが、射精なんだ!)それをジッと見ている。

 「あなた、よかったわ」息を弾ませて淫裂を拭いていく。
「俺もよかったよ。オ○ンコに出さないと、気分が良くないな」
「そんな言い方やめて。由加に聞こえたらどうするのよ」叱りながら肉竿も拭いていく。
 
 「由加だって、いずれ雅俊君とやるんだぞ。これくらい平気だよ」
「何言っているのよ、由加はまだ子供よ。それまでは言葉に気を付けてね。お父さん」そう言って、萎縮した肉竿を口に入れた。
「気持ちいいよ。今夜は2回やるからね」その言葉通りに、口で愛撫された肉竿が膨らみだした。
(オチンチンが膨らんでいく…)由加は驚きの目で見ている。

 「もう、いいでしょう。抱っこで、やって欲しいの…」
「わかったよ、駅弁だな」太股を抱えて立ち上がる。
「いいわ。オチンチンが、奥まで入ってくる…」背中を反らせて悶え声を上げいる。
「行くぞ」昭次は太股を揺すり始めた。
「あ、あ、あ!」喘ぎながら、淫裂から淫汁と精液を流している。
(お母さんは獣か、変態よ…。お父さん、お母さんとは、もうセックスしないで。代わりに私が…)2人の行為を見ながら考えていた。
 
 翌朝、由加は機嫌悪そうな顔で「おはよう」と起きてきた。
「由加、どこか具合が悪いの?」不機嫌な顔に声を掛ける。
「何でもないわ」昨日のセックスを見て、軽蔑しましたとは言えないから、そう言うしかない。
「だったらいいけど…」直美は朝食を盛りつけていく。
由加は食事を済ますといつものように「お父さん、行こうよ!」腕を組んで家を出て行く。

 「由加ったら、調子いいんだから…」1人残った直美は後片付けをし、ゴミ捨てに出ると「奥さん、お宅の娘さんと旦那さん。凄く仲がいいわね。まるで恋人みたい」やはり、2人のことが話題になっていたのか、数人集まって来た。

 「そうなのよ。どうして、女って、父親に憧れるのかしらね」
「あれは憧れ以上よ。きっと、お嫁に行かず、家に残るわよ」
「いやだわ、そうなったらどうしよう?」
「大丈夫よ。大人になったら、色気が出て旦那さんよりもいい男を見つけるから」
「そうよ、だから心配要らないわよ。それにしても、子供が女だと損だわよね」
「そうよね、損だわよね」井戸端会議が続けられたが、直美は由加の考えを知るよしも無かった。

「天使の微笑み」第1話 覗き見

登場人物(主な登場人物)
   
  島田由加:高校3年        近藤雅俊:由加の交際相手
  〃 昭次:会社員、由加の父    〃 弘子:雅俊の母
  〃 直美:主婦、由加の母

第1話 覗き見
 
 ある日曜日の朝、玄関に若い青年が現れた。
「おはようございます。由加さんいますか?」
「あら、雅俊さんじゃないのよ。由加、雅俊さんがお見えよ!」
「はーい!」元気な声と共に笑顔の女性が現れた。

 女性の名は島田由加と言い、まだ18才の高校3年生成り立てだ。
「雅ちゃん、上がって、こっちよ」
「おばさん、おじゃまします」
「そんな遠慮は要らないわよ。由加の友達なんだから」笑顔で2人の後ろ姿を見ていた。

 2人の後ろ姿を見ているのは、由佳の母親の直美だ。
直美は、夫の昭次と共に3人で暮らしている。
2人が由加の部屋に入ったのを確かめると居間に戻ってきた。
「あなた、雅俊さんよ」
「由加の彼氏か。いい年頃になったしな」コーヒーを飲みながら言う。

 「でも、心配だわ。間違いがあったらどうしよう?」
「心配するな。由加に限ってないよ。それに、避妊だって、教えてあるだろう?」
「お父さんたら、直ぐにそこに行くんだから。もっと真剣に考えて」
「わかったよ」昭次はバツが悪そうに、コーヒーを飲んだ。
 
 昭次と直美は、由加のことを話しながらくつろいでいると、由加と雅俊が入ってきた。
「一緒で、いいでしょう?」
「2人が、そう言うならいいわよ。座って!」直美はコーヒーを準備していく。
「お父さん、雅ちゃん凄いのよ。今度の大会の選手に選ばれたんだからね」雅俊の腕を掴み、目を輝かせている。
「そんな、選手と言っても控えですから…」照れながら、頭を掻いている。

 「それは凄いや。控えになるだけだって大変なんだからね。会社だって、そうなんだよ、入るだけでも、大変なんだからね」
「お父さん、仕事はいいの。由加の話を聞いてあげないと…」

 「ごめん。所で、雅俊君も一人っ子だったよね?」
「ええ、由加さんと同じです。でも、寂しくはありませんよ、由加さんがいますから」由加の手を握り締めると、由加は顔が赤らんでいく。
それを見て「ご馳走様だわ」笑顔になる夫婦だが、昭次は由加の笑顔とは反対に、寂しさが込み上げてきた。

 4人は暫く話をした後、由加と雅俊は町へ出かけた。
「あなた、2人は似合いの夫婦になるわね」
「そうみたいだね…」
「あなた、嬉しくないの?」
「そんな事ないよ。娘が幸せになるのだから、嬉しいよ」
「そうかしら。もしかして、雅俊さんにやきもち焼いているんじゃないの?」
「バカ言うな、いい加減にしろ!」機嫌悪く、新聞を読み始めた。
「はい、はい。もう言いません」直美は、昭次の気持ちがわかったのか、掃除を始めた。
 
 その夜、昭次は直美を求めた。
「直美、いいだろう?」ネグリジェを脱がしていく。
「いいわよ。あなたが欲しいなら…」直美も昭次のパジャマを脱がしていく。
2人は、全裸になると、唇を重ね、抱き合い、昭次の手が直美の乳房を掴み、撫で始めた。
それに、乳首も吸われ「ん、ん!」呻くような声を上げ、昭次の頭を抱きかかえる。

 「あなた、して…。オチンチンでして…」それに応え、昭次は乳房を掴んで腰を上げた。
「そこよ、そこ…」大きく膨らんだ肉竿を掴み、淫裂へと導き「あ、あ、あ!」肉竿が入り込んでいく。
「直美、凄くいいよ!」ピストンが始まると、直美は背中を反らせ、声を上げ続ける。

 それは、由加の部屋まで聞こえている。
「もしかして、お父さん達が…」気になるのか、爪先で歩いて、夫婦の部屋まで来た。
(こんな事しちゃいけないけど…)悪い事とは思いながら、そっと襖を開くと「!」由加は声を上げる寸前だ。
(セックスだわ。これがセックスなんだ!)直美が昭次に馬乗りになり、腰を振っているのを、見てしまった。

 昭次も、直美の乳房を掴んで、握り「いいわ、凄くいい!」時折、直美が後ろに反り返り、その都度、淫裂と肉竿の結合部が、由加にも見えている。
(あんな太いんだ、お父さんのオチンチンが…)由加は幼い頃、一緒に風呂を入り、萎縮した肉竿しか記憶がなく、勃起したのを見るのは初めてで、ジッと見ていた。
 
 そんな事とは知らず、昭次と直美は、欲望を満たそうとしている。
「あれで、させてくれ…」直美を四つん這いにし、後ろから肉竿でのピストンを始めて「あ、ああ、あ~!」髪の毛を振り乱し、声を上げている。

 (母さんとお父さんが、犬のようなことをしている…)由加には信じられなかった。
普段から温厚な両親が、目の前では獣のように欲望を満たそうとしているのだから、当然かも知れない。
「出すよ、出すぞ!」
「飲ませて。あなたのエキスを飲みたい!」直美は急いで向きを変え、昭次の前に腰を落とした。

 そして、肉竿を掴んで口に含み「あ、あ、あ!」昭次も気持ちよさそうな声を上げていく。
(オチンチンを、なめている…)無意識のうちに震えだした。
「出すよ、出すからな」頭をしっかり押さえ動きを止め、そして、暫く動かない。
「直美、よかったよ」やっと手を退けた。

 「あなた、おいしいわ。久しぶりで…」口元からは、糸を引いている。
(精液だわ、口に射精したんだ…)由加は、汚いのを見るような目で見ていた。
「あなた、綺麗にさせて!」直美は、汚れた肉竿をなおも、なめていく。
(汚いわ。お母さんがあんな事を…)これ以上は見る気になれず、部屋に戻った。
 
 翌朝、由加は機嫌が悪かった。
「どうかしたの?」直美が尋ねても「何でもないわ…」としか、答えない。
しかし「お父さん、一緒に行こうよ」昭次の腕を掴んで家を出ていく。
「行ってらっしゃい!」見送る直美だが、由加の心は読めないでいる。

 「あら、一緒だなんて。まるで恋人みたいよ」腕を組んで歩く2人に、ゴミ出しに来た主婦が声を掛けた。
「由加、恥ずかしいからやめようよ」火の出る思いの昭次だ。
「構わないわよ。だって親子だから」由加は気にする様子が全くない。

 「島田さん、羨ましいですね。内の娘なんか、相手にしてくれませんよ」隣に住む加藤も羨ましそうに話している。
「でも、恥ずかしいな。こんな姿は…」
「親子だから、当然ですよ」
「そうですか?」2人は駅まで腕を組んで歩いて行く。

 昭次と由加が、毎朝腕を組んで駅まで歩くようになったのは、近所でも評判になっている。
「仲がいいですのね。まるで、新婚さんみたいよ」会う人が声を掛けてきた。
昭次は、初め照れくさかったが次第に慣れて、今では誇りにさえ思っている。
「由加、一緒に行こうな!」
「はい。お父さん!」甘えるようにして、昭次の腕に絡まった。

「波瀾のOL」第30話(最終話)新しい事業

第30話(最終話)新しい事業
 
 晴美は、受話器を置くと「鈴木さん、出かけてきます」断りを入れて事務所から出た。
「とにかく、話を聞いて貰わないと…」自信はないが、これからの事を考えると、やるしかなかった。

 電車とタクシーを乗り継いで、向かったのは北野の屋敷だ。
玄関のチャイムを押すと「そんなに慌ててどうしたのよ」綾子が出迎えた。
「お話を聞いて欲しくて、参りました!」
「それは電話で聞いたわ。とにかく会って」綾子は夫の政文の元に案内する。

 「北野さん、お話を聞いて欲しくて参りました!」
会うなり、言うと「聞こうじゃないか!」「実は…」晴美は、会社が置かれている状況を説明していく。
すると「あんた達にしかできない仕事を、見つければいいんだ!」それだけしか言わない。
「私達にしか、できない仕事ですか?」

 「そうだ、裸にもなる仕事だよ」
「まさか、風俗では?」
「そこまでは行かないな。相手は女だからな」
「具体的にどんな仕事でしょう?」
「まだ、言ってるのが、わからないのか。女相手の人材派遣会社だよ。女が女を必要とする仕事で、エステとかレズの相手だとか、色々あるだろう!」

 (そうか、女性相手なら裸になってもいいし、レズの相手も良い商売ね…)意味がやっと、飲み込めた。
「わかりました。これから計画を練りますから、是非、協力をお願いします」
「それは当然だよ、子供を産ませた恩人だからな」北野は笑いながら話した。

 北野と暫く話をして、事務所に戻った晴美は鈴木や郁恵に打ち明けた。
「面白いわ。それなら、派遣だけでなく、店舗を構えた方がいいよ」
「店舗か。当てはあるけど、問題は資金だな」
「そこよ、会員制にするのよ。女性だけの会員で!」晴美の提案に鈴木も「そうだよな、案外、行けるかも…」乗り気になった。

 「だったら、考えましょうよ」晴美のアイデアが、皆に伝えられて検討されていく。
「それだったら、個室もないと…」「バーもあった方がいいわよ…」アイデアが次々と出された。
しかし、資金をどうするかが、問題だった。

 それに、ライバルから、引き抜きも始まって、数人がやめると言い出す。
「時間がないわ。何とかしないと…」焦る晴美に智子から「また、パーティをしたいのよ」と電話が入った。
「そうよ、智子さんが居たんだ!」直ぐに智子の元へと向かった。

 晴美は会うなり「お話がありまして…」アイデアを打ち明けた。
それを聞いた智子は、暫く間をおいて「良い考えだわ。いつでも楽しめるなんて…」賛成する。
「相原さん、問題は資金でして…」言いにくそうに晴美が話すと「協力させて。仲間も紹介するわ」そう言いだす。
「ありがとうございます。これで、何とかなりそうです」
「お礼は早いわ。それより、今度のパーティだけど…」智子と晴美は話し出した。

 それから数日後に、女性だけのパーティが開かれた。
晴美はこの前と同じく、ストッキングとスカーフだけを身につけ、乳房と淫裂を露わにしている。
そんな晴美を「紹介しますね」智子から招待客に紹介されていく。
「綺麗なラインね。私を満足させたら、話に乗るわ」妖しい目つきで、乳房や淫裂を見つめている。

 (やるしかないわ。レズでも、セックスでも…)晴美は覚悟を決め、笑顔になって相手をしていく。
それは、他の社員も同じで、乳房と淫裂を触られても、笑顔で対応している。
そして、パーティも盛り上がり終盤になって「わかっているわよね?」晴美は腕を掴まれ、会場から個室へと連れて行かれた。

 「相手してくれる人が居ないの、わかっているでしょう?」そう言うと晴美に抱きつく。
「それでしたら、私がこれで…」ペニスバンドを取り付け、男の役を選ぶ。
「わかっているのね」相手は、そのペニスを口で擦りだし、暫くなめると「入れて…」また抱きつく。

 「わかってます」言われるまま、唇を重ねながらペニスを押し込むと「あ、あ、あ~!」声を上げ、背中が浮いていく。
(気持ちいいんだ…)ゆっくり、腰を動かし出すと「いいわ、凄くいい!」晴美の頭を抱きしめて声を上げだした。
それは、ここばかりでなく、あちこちの部屋からも、喘ぐ声が聞こえている。

 このパーティが無事に終わると、相手をしたお客が、晴美達の事務所を訪ねて来た。
お客は、挨拶をそこそこにして「新しい事業の説明が聞きたいの」と説明を求めてくる。
鈴木や晴美達は詳しく説明していくと「面白いわ。私も入れて」出資を申し出てきた。
こうして、次々と事務所に出資を申し出る女性が訪れて、予定していた資金のメドが立った。

 資金のメドが立つと、早速、実行に移され、役所の許可や買収に入った。
当然、晴美達だけでは手に負えないから、バーを経営している美紀や、不動産に詳しい高橋や、鈴木なども加わって助言をしている。

 その甲斐あって、計画してから半年という早さで、女性だけの会員制バーを設立できた。
「やれば、できるんだ!」笑顔の晴美に「そうね、やればできのよ」郁恵も笑顔で応えて「だったら、パーティをやりましょうよ」智子も笑顔で言う。
「そうね、久しぶりに楽しまないとね」晴美は、直ぐに計画を立てると連絡を取った。

 パーティは週末に行われ、出資者達も皆参加していた。
居並ぶ出資者を前に、晴美が「本日は、わざわざお出でいただき…」普通の挨拶をしているが、服装は薄い生地のドレスだ。
それは、晴美だけでなく、会場にいる皆で、うっすらと乳房が透けている。

 挨拶が済むと、乾杯が行われてパーティが始まった。
始めは控えめだったが、アルコールも効いてきたから、大胆にもなっている。
「今夜はいいでしょ?」早速、晴美達に声が掛けられている。
「かまいませんよ。何なら、今からでも…」
「嬉しい事言うのね。それならやりましょうよ」互いにドレスを脱がせ合うと、下着は着てないから、全裸になって乳房と絨毛のない淫裂が露わになった。

 「準備がいいのね。これならやりやすいわ」人目を憚らずに、抱き合いだす。
それが、引き金となって、次々とカップルが出来ていき、全裸になって抱き合い、会場は乱交気味になっていく。
その様子に「皆さん、個室もありますから、順番でご利用下さい」晴美の声で、カップルが個室へ移動し「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げだす。

 その声を聞きながら「晴美さん、私もやりたいわ」智子が晴美の乳房を吸い出すと「私も、久しぶりに欲しいです…」智子の乳房を撫でていく。
こうして、出資者への披露を兼ねたパーティは、盛況に終える事が出来た。
晴美が考えた、女性相手のバーやエステはレズの相手もしていたが、対象者が身元のしっかりした会員と限られていたから、世間には知れる事がなく、繁盛していた。

 だが、安心していられないのか、鈴木や高橋は「晴美や郁恵が辞めたら困ってしまうな」そう考えて策を練っている。
「辞められないように、弱みを押さえて置かないとまずいぞ」
「それだったら、あいつらを家族にしてしまおうよ」
「家族って、嫁にするのか?」
「そうだ、身内の誰かの嫁にすればいいよ」

 「それはいい考えだ。あいつらだって、安心して働けるしな…」
「そう言う事。女相手だから亭主も我慢できるし」
「そうと決まれば、晴美と真美は俺がいただくぞ!」高橋は2人を指名した。
「かまわないけど、体が持つのか?」

 「交代でやるよ。同じマンションだしね」
「そうだな。それなら、俺は郁恵をいただくからな」
そんな、企みがあるのも知らず晴美や郁恵達は「お客様、私がお相手します」そう言いながら、全裸になって、乳房を揉みながら、淫裂に樹脂のペニスを押し込んでいた。

~完~
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