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「薄倖の星の下に」第11話 傷害事件

第11話 傷害事件

 一雄と健三は腰を振って噴射を始めた。
「いいわ、いいわよ!」「イヤ、お腹の中はイヤ!」喘ぎ声と悲鳴とが上がり、それと同時に2人の淫裂から精液が流れ出た。

 「ハア、ハア、ハア!」荒い息使いがする中「う、う、う!」瑞穂の泣き声が上がっている。
「姉さん、ご免なさい。姉さんとするのを夢見て、今まで我慢していたんだ!」
「獣よ。姉弟でしたのよ。許されない事なのよ!」泣きながら言うと「瑞穂さん、気にしなくていいわよ。ちょっとだけだし。それに、オ○ンコの中に射精した訳じゃないでしょう?」康子が慰めた。

 「それはそうですが…」そう言われれば、言葉が途切れてしまい「それより、オ○ンコを洗いに行きましょう。一雄さんも手伝って。あなたもよ」健三は「俺もか?」怪訝な顔をするが「あなた、あれしたくないの。前から言っていたでしょう?」康子はニヤニヤしている。

 「いいのかい。パイパンオ○ンコにして?」
「勿論いいわよ。口でする時に邪魔になるみたいだから…」恥ずかしそうな顔をすると「だったら手伝うよ。康子!」健三も立ち上がり4人は浴室に向かう。

 狭い浴室に入ると、女性の2人は真っ先に淫裂を洗いだす。
「瑞穂さん、あれ飲んでいるの?」
「はい。万が一の事を考えて…」俯いたまま答え「そうよ、それがいいわ。こんな商売だと、どんな事があるかわからないしね…」2人は淫裂を丁寧に洗っていく。

 「瑞穂さん。弟さんの体を洗ってあげたら?」
「そうします」瑞穂は一雄の背中を洗い「姉さん。久ぶりだよ、こんな事して貰うなんて」泣き声になっている。
「泣かないの。ほら、前も洗うわよ」2人は向き合い、瑞穂の手が首、肩、胸と触ってお腹を洗っていく。

 (オチンチンは、どうしたらいいのかしら?)瑞穂が考えながら洗うと、一雄は手を掴んで肉竿へと導いた。
「ここもなの?」
「姉さんにして貰いたいんだ…」

 「わかった。洗ってあげるね」石鹸の付いた手で肉竿を洗いだし「気持ちいい。姉さんにして貰えるなんて夢みたいだ!」目を閉じている。
(一雄、もうセックスはもうだめよ)言い聞かせるように肉竿を洗っていく。

 その後は、一雄が瑞穂の体を洗いだし「そ、そこはいいのよ!」股間を石鹸の付いた手が触り「遠慮は要らなよ。ここは特に綺麗にしないとね」指が割れ目に沿って動き、クリトリスを捕らえた指先が撫でだして「あ、あ!」声を上げ(だめ、そこはだめ!)慌てて一雄の手を押さえた。
一雄はおとなしく引き下がり、今度は乳房を洗いだし「もういいわ。綺麗になったし」浴槽の中に体を沈め「僕も入るね」狭い浴槽に抱き合うようにして入った。

 すると「あなた。パイパンオ○ンコにして!」康子が言い出す。
「わかっているよ、康子!」健三は興奮気味に石鹸を泡立て、股間の絨毛に塗っていく。
「ヘアを剃るって、恥ずかしいのね。変な気分になりそうだわ」
「今更、やめては無しだよ」絨毛を丁寧に撫でていく。

 「そんな事言わないわよ。それより早くして!」
「剃るよ!」カミソリが絨毛に押し当てられて、引かれると「ジョリ、ジョリ!」あっけなく絨毛が消えて、赤黒い肌が見えてきた。

 「恥ずかしいわ。瑞穂さんと違って黒ずんでいるし…」
「そんな事無いよ。綺麗だよ」地肌の中からピンク色の淫裂が覗いた。
「康子。いいだろう、我慢できないよ!」
「さっき、やったばかりじゃないのよ!」
「康子が欲しいよ、康子!」
「わかったわ。今度は私がしてあげる!」

 健三は小さな椅子に足を伸ばして座わり「あなた。こんなのは久しぶりね」その足を跨いで馬乗りになった。
康子は勃起した肉竿を掴み、腰を押しつけて「あ、あ、あ!」声を上げ体を反らす。
「気持ちいいよ。こんなオ○ンコも…」乳房を揉みながら乳首を吸い「あ、ああ!」声を上げ、腰をゆっくりと動かしていく。

 それには「姉さん、凄いね」「あんなセックスもあるんだね」食い入るように見ている瑞穂は、淫裂に肉竿が入り込もうとしているのに気づいた。
「ダメ。もうダメよ!」手で押さえ進入を防ぐと「だったら口でして。それなら出してもいいし…」フェラを求める。

 「わかったわ。もう、セックスはダメだからね!」瑞穂は康子夫婦の行為を見ながら、弟の肉竿を口に迎え「ウ、ウ!」息苦しさを堪えて口を動かしていく。
「気持ちいい。姉さんにフェラして貰えるなんて…」目を閉じ、乳房を求め手が動いていく。

 手は直ぐに乳房を探り出し、その乳房を優しく揉み(ダメ、そんな事したら欲しくなっちゃう…。だめ!)指が乳首を転がしている。
触られた乳首は更に大きく膨らんで「コリコリしている。姉さんの乳首が…」気持ちよさそうに肉竿をしゃぶられていく。

 その間に「行くわ、行きそうよ!」康子は腰の振りを早め、クライマックスを迎えた。
「ダメ。もうダメ!」康子は限界で「俺もだ。出しちゃったよ…」「わかるわよ、暖かいし」2人が抱き合っていると「僕も行くよ!」一雄も噴射し、瑞穂の口から涎のように白い液体が流れ出し「これで終わりだよ。もう、しないからね!」それを飲み込み、口を拭いた。

 「瑞穂さん。あんたも剃るのよ、パイパンオ○ンコになるの」
「そんな、またヘアを剃るなんて…」
「弟さんに剃って貰いなさい!」そう言われれば逆らえず、2人は浴槽から上がり、瑞穂は足を開いて立った。

 「姉さん、剃るからね」
「乱暴にしないのよ。優しくして」生えかけた絨毛がまた消されていく。
恥丘はあっけなく、綺麗に剃り上げられ、淫裂がまた剥き出しになった。
浴室で絨毛を剃り終えると、4人は戻り服を着込み、2人は何事も無かったように寮に戻って行く。

 それから1ヶ月が経ち、一雄と瑞穂は仕事になれて一人前になっている。
2人がいつものように仕事をしていると、明らかにヤクザと思われる2人が店に入ってきた。
「申し訳ありませんが、ここは真面目な人の社交場ですからこちらへ…」健三は緊張しながら奥へ連れて行き、康子も心配そうに見ている。

 「ママ。あいつら、ここのヤクザよ。きっと、金が目当てよ」
「そのようね。一回出すとまた来るしね…」ヒソヒソ話していると健三が戻ってきた。
「あなた、大丈夫だった?」
「怖かった。でも警察から言われた通りにした。また来たら、警察に連絡するって…」

 「大丈夫なの、それで?」
「多分ね。嫌がらせを受けたら何でも連絡してくれ。警察に訴えるから!」
「はい、そうします」何事も無かったように客席を回っていく瑞穂や康子達だ。

 仕事を終えて、寮に戻るとあの2人がおり「文子さん、怖いわ!」ホステス達は寄り添うようにして歩いていく。
「待てよ、姉ちゃん。オ○ンコ見せてくれよ!」2人が瑞穂に抱き付いた。
「いや、いやー!」悲鳴を上げると「待て、何をするんだ!」悲鳴を聞いて、一雄が走ってきた。

 「何だ、なまいきに…」ヤクザは一雄を殴った。
「やったな。この野郎!」不良だった時代に戻ったかのように、2人をあっけなく打ちのめし「覚えておけ~」捨てぜりふを残してヤクザが走っていく。
「大丈夫なの、一雄?」
「平気さ、あんな奴の2人ぐらいは」笑顔で言う一雄だ。

 「可愛いわ、今夜私が相手してあげるからいいでしょう?」それを見て文子が一雄に抱き付く。
「私も相手してあげるから、いい事しようよ」強引に一雄を寮に連れ込む2人だ。
暫くすると「ダメ、私とのオ○ンコが先よ」そして「あ、あ、あ!」悶え声が響いていた。

 その翌日、また仕事を終えて帰るとあの2人がいた。
「昨日は恥を掻かせてくれたな。今日はそうはいかないぞ!」2人はポケットからナイフを出し「キャー!」悲鳴を上げる瑞穂達だ。

 だが「えい!」果敢にも一雄は向かって行き、ナイフを持った手を押さえる。
「この野郎!」もう1人がナイフで一雄を突き「うっ!」運悪く左手に当たって血が流れた。
「やったな…」一雄はナイフを奪おうと襲いかかり、2人がもつれ合う。

 その時「うっ!」ナイフが男の太股を刺し、勢いよく血が吹き出た。
「覚えておけー!」抱えられ、不自由な足を引きずりながら逃げて、後には点々と血が落ちている。

 「か、一雄!」
「姉さん、大変な事をしちゃったよ」
「それより、手当よ。急いで!」2人は瑞穂の部屋に入ったが、心配そうに見守る文子達だ。 

 「姉さん、明日警察に自首するよ」手を消毒されながら言う。
「その方がいいわ、罪が軽くなるし…」
「これで、姉さんとまた会えなくなるね。やっと会えたと思ったのに…」泣き出す一雄だ。

 「泣かないで。私だって泣きたくなっちゃうわよ」一雄を抱きしめる。
「姉さん!」「一雄!」2人はベッドの上に倒れて「欲しい。姉さんが欲しい!」不自由な手を使って服を脱がせていく。
「わかったわ。今夜は特別よ、してもいいわ」瑞穂も自ら服を脱いでいく。

 「姉さん!」「一雄!」2人は全ての衣服を脱いで抱き合い「いいわ、いいわよ!」乳房を揉みながら肉竿がピストンしていく。
やがて、瑞穂は一雄に馬乗りになり(今夜は何回も出してもいいわよ。出来たら産んでもいいし…)腰を激しく振っていく。

 「姉さん!」乳房を揉んでそれに応えて、瑞穂も淫裂から淫汁を流している。
「でた、でたよ!」「わかるわ、膣が暖かい」瑞穂は乳房を胸に押しつけて唇を求め「姉さん!」それに応えていた。

 その後、瑞穂は四つん這いにもなり「姉さん、気持ちいいよ」「私もよ、一雄として気持ちいいの」禁じられた事をしている2人だ。
こうして、瑞穂の膣の中に3回噴射された。

 翌朝、一雄は瑞穂と一緒に、警察署に出向き「人を刺しました!」素直に事情を話し拘置された。
「あんたも運が無いね。ヤクザに絡まれるなんて…」同情されながら身元が調べられていくが、少年時代に事件を起こした事が知られると、態度が一変している。

 「とにかく、告訴だな。相手も訴えてきたし」
「正当防衛にはならないんですか?」
「裁判次第だ。運を祈るよ」警察官は関わりを避けようとする。

 一方、瑞穂は康子と話し合っていた。
「瑞穂さん、弁護士さんを頼んだらどうかしら?」
「そうよね、その方がいいかも。向こうの方が悪いと思うけど…」
「そうよ、弁護士がいた方が心強いしね」康子のアドバイスを受けて瑞穂は早速、法律事務所を訪ねた。

 「弁護を引き受けて欲しいのですが…」瑞穂はいきさつを話していく。
応対した弁護士は黙って聞いてから「300万程掛かりますが大丈夫でしょうか?」と言う。
「必ず何とかします、ですから弁護をお願いします」頭を下げて頼み込む。

 「困りましたね、女性に頭を下げられると困るんですよ」体を曲げると胸が覗いて、乳房の膨らみが首から見えた。
「そうだ。こうしましょう!」弁護士の手が首から入り込み乳房を掴んで「な、なにをするんですか?」一瞬にして、瑞穂の顔色が変わった。

 「金が貰えないなら、体で払う手もありますよ」もう片手がスカートの中に入り込んでいく。
「いや、やめて、いや~!」スカートに入った手を押さえた。
「弁護しなくていいんですか。弟さんはきっと、刑務所送りになりますよ。前科があるしね」

 「そ、そんな…」自然と押さえた手の力が抜け「そうです、その方がいいです。必ず力添えになりますよ」パンティの上から淫裂を触っていく。
「ここじゃイヤです、別なところで…」
「ここの方が安心です。秘密が守れるし。弟さんの為でしょう?」

 「わかりました。軽くお願いします…」自らスカートを引き下げ、パンティも脱いで下半身を剥き出しにし、短い絨毛に覆われた淫裂を露わにした。
「パイパンか、剃っているんだな。オッパイも出せよ!」
「約束して下さい。弁護してくれるって!」

 「わかっている。その変わり、やらせて貰うからな」ズボンを脱いで行く。
(体を許すなんて…)全ての服を脱いで全裸になった。
「いい体つきだ。ホステスにしておくのは勿体ないな」乱暴にテーブルに仰向けにし、乳房を掴み、揉んでいく。

 「痛い、優しくして!」
「優しくだと。俺は強引にやるのが好きなんだよ、こうやってな!」一気に肉竿を押し込んでいく。
「いや、いや~!」痛みに悲鳴を上げていく。

 「泣け、泣きたかったらなけ!」押し込んだ肉竿をピストンしていく弁護士だが「あ、ああ!」悲鳴を上げる瑞穂だ。
それに追い打ちを掛けるかのように乳首を潰され「ヒ~!」また悲鳴がった。

 「泣け、泣くんだよ!」目から涙が流れていく。
(いや、これはレイプよ、弁護士にレイプされているんだわ…)「う、う、う」嗚咽を上げ泣いている瑞穂だ。

 それから3ヶ月後、裁判が開かれた。
相手のヤクザ側は大きな弱みがあるから、あまり高飛車には出ず、むしろ、早く終わらせたい様子だ。

 「裁判長、これは正当防衛だと思います。それと言うのも…」弁護士がそれらしく言うと、それを遮るかのように「裁判長、異議があります…」検察側が反論していく。
それが数回繰り返されている。

 そして、裁判所での反論を終えると、法律事務所では、瑞穂が全裸になってレイプ同然の事をされていく。
「う、う、う!」強引に肉竿を押し込まれて泣いている。
「許して。やめて下さい!」痛みに堪えきれず大粒の涙を流すが容赦なく「ヒ~!」また乳首が潰され(イヤ、もうこんなのイヤ!)泣きながらも膣の奥に射精された。

 裁判は結審して判決が出た。
「主文、有罪。懲役2ヶ月の実刑に処す」その後、長々と理由が述べられる。
やはり、前科があった事が災いし、相手も重大な過失があったが、はるかに一雄の罪が重かった。
そして、罪か確定した一雄は、刑務所に収監された。

「薄倖の星の下に」第12話 悪徳弁護士

第12話 悪徳弁護士

 裁判が済むと同時に、弁護士から請求書が届けられ「300万だわ、取り合えず200万はあるから払わないと」早速、法律事務所を訪ねて「お世話になりました」礼を言うと「残念でしたね、力不足で…」申し訳なさそうに言う。
「いいえ、2ヶ月で出て来られますから。取り合えず、これをお受け取り下さい」封筒を渡すと、開けて中身を調べていく。

 「おや、足りませんが?」
「今、お支払い出来るのはそれだけです。毎月必ずお支払いしますから」
「困りますね、分割払いですか…」顔を曇らせる弁護士に「毎月25万ずつ、必ずお支払いします。ですからこれで…」頭を下げた。
「仕方ありませんね。そのかわり、払い終えるまでは1週間おきにいいですよね?」スカートを脱がせようとする。

 「イヤ、もういや。これ以上体を汚されたくないです!」
「だったら、直ぐに金を持ってこい。それが出来ないなら、利子代わりにオ○ンコで払え!」そう言われると拒めない。

 「脱げ、脱ぐんだよ!」瑞穂は泣きながら服を脱いで、全裸になっていく。
「優しくして下さい。レイプ同然はいやです…」
「俺はレイプしたいんだ。これくらい我慢しろ」乱暴に淫裂に肉竿を押し込まれ「い、いや~!」またレイプ同然の事をされてしまった。

 それから数日後、瑞穂は一雄の収監されている刑務所に面会に行き、面会室で待っていると、丸坊主にされた一雄が現れた。
「一雄、元気だやってる?」
「ああ、元気だよ、せっかく姉さんと一緒に暮らせると思っていたのに…」涙を流しながら話している。

 「泣かないで。直ぐよ、2ヶ月なんて直ぐよ。待っているわ、一雄…」
「姉さん!」2人はガラス窓越しに唇を重ねていく。
「いい、真面目にやるのよ。どんな事があっても我慢するのよ。どんな事があってもよ!」繰り返し叫んでいた。

 「わかった。どんな事でも我慢するよ、姉さんの為に…」
「そうよ、待っているわ。それから欲しいのがあったら言ってね」2人が話をしていると「時間です」無情にも一雄が連れ出された。
「一雄、一雄~!」瑞穂がいつまでも叫んでいると「次の人が待ってます!」事務的に刑務官が言い「わかりました」素直に面会室を出だ。

 一雄と面会を済ませ、寮に戻ってくると「あんた、諸星瑞穂だろう?」男がいた。
「はい、そうですが?」
「ちょっと、顔を貸してくれ。あんたの弟の事で話がある」強引に瑞穂を停めてあった車に乗せて走りだす。

 「誘拐よ、これは誘拐よ…」震えながら言うと「誘拐ではないぞ。これは話し合いだ!」車はヤクザの事務所で停まり「降りろ」停まると同時に瑞穂は中に連れ込まれた。
「乱暴にしたら、警察に訴えるからね!」強がりを言うが、声は震え全身も小刻みにだが震えている。

 「訴える理由はないよ。とにかく座って!」初老の親分、いや、ボスと思われる風格のある男が現れた。
「私に、何の用があるのよ!」
「あんたには直接は関係ないが、弟さんが内の者とトラブルを起こしたよね?」
「それは裁判で決着が済んだはずよ。一雄だって刑務所に入れたのよ、あなたの配下のお陰で!」

 「それは悪いと思っている。しかし、刺された相手も家族がいるんだ…」言い終わらない内に「おじちゃん!」3才ぐらいと思われる子が現れて膝の上に乗った。
「いい子だね、話が終わるまで待ってなさい」それはヤクザの顔ではなく、どこにでもいるお爺さんの顔だ。

 (この人は悪い人じゃないわ。事情があるんだ…)瑞穂の直感が働いていく。
「それで、何が言いたいの?」
「早い話が、あの子の親が仕事が出来なくて生活に困っているんだ。支援してくれ!」
「私だって、弁護士費用が大変だったのよ。300万掛かって大変なの…」

 「300万掛かった…。馬鹿言うな。あれは国選弁護士だからタダのはずだ!」
「待って、国選弁護士って何の事なの?」
「ホントに、300万払ったのか?」
「取り合えず200万です。後は…」それ以上は言えない。

 初老のボスは暫く考えて「とにかく、あの子の助けてくれ。おい、入ってこい!」それと同時に、妻と思われる女性に抱きかかえられ、足を引きずりながら男性が入ってきた。
「イヤ、あんたなんか嫌いよ。私をレイプしようとした男よ!」

 「許して下さい。夫は仕事が無くて、私にいい思いをさせようとしたんです、許して下さい!」妻が泣きながら土下座した。
「済まない。妻と子供の事を考えたら金が欲しくなって。済まない事をした…」涙を流しながら詫びを入れる。

 「お金が欲しかったら、親がいるでしょう?」その問いに「いません。私達夫婦は親に捨てられたんです。親の顔なんか知りません、名前だって知らないんです…」また泣き出した。

 (同じだ。私と同じく親に捨てられたんだ!)話を聞いていた瑞穂も大粒の涙を流している。
それを見て、初老の親分は、改めて瑞穂に惚れ直した様子だ。

 瑞穂は暫く考え「わかったわ。取り合えず、奥さんが働いて収入があればいいんでしょう?」と口を開いた。
「その通りだ。子供を養えるようにしてくれ」
「わかりました、奥さん、済みませんがヌードになって貰えませんか?」

 「馬鹿にしないで。生活は困っても、体は売らないわよ!」
「誤解しないで。彫り物があるかどうか調べたいの、誤解しないで!」冷静にさせていく。
「彫り物は無いわ、私も夫も嫌いだから。タダ、そこは夫の好みで…」

 「見せて下さい、まずは確認しないと。ほら、出て行きなさいよ。親分も出てよ。あんたもよ、夫と言えどもダメよ!」
「聞いた通りだ。この人に従え!」皆出て行き2人だけが残された。

 「見せて、あなたの素肌を…」
「わかった、脱ぐわ。でも笑わないでね」女性は衣服を脱いでいく。
「まだ名前を聞いていなかったわよね?」
「宮下淳子よ。でも、本当かどうかは知らないの」パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になった。

 「誰にも言わないで。夫と私の秘密なの…」震えながら股間を覆った手を退けた。
「恥ずかしくはないわよ。私もよ」手を退けた股間には、絨毛が無く淫裂が露わになっていた。
「ホントですか?」
「ホントよ。見たい?」スカートを捲り上げ、パンティを引き下げた。

 「ホントだわ。ヘアを剃ったんだ!」
「そうよ。仕事上、仕方ないの。それより、奥さんのヌードよ」丁寧に体を調べた。
「ホントだわ、彫り物はないわ、オッパイだって綺麗だし…」
「これで働けるでしょうか?」

 「やってみる。でも、我慢が必要なの。出来るかな、親子が離れて住む事になるかもよ」その言葉に「う、う、う!」泣き出す淳子だ。
「泣かないで。とにかく服を着て!」

 服を着込むと、瑞穂は淳子を連れて康子の屋敷を訪ねた。
「どうしたの、こんな時間に?」
「康子さんにお願いがあってきたの。この人を雇って欲しいんです。宮下淳子といいます…」

 「彫り物や、ヤーさんの連れ合いでは無いでしょうね?」
「勿論です。私が確かめました!」
「そこまで言うならいいわ。あなたの下で働きなさい。ただし、3ヶ月は見習いだから半分の30万よ」
「あ、ありがとうございます。一生懸命働きます!」
「よかったね、淳子さん」
「感謝します、瑞穂さん!」泣き声を上げる淳子に瑞穂も喜んでいた。

 翌日から淳子は独身と偽って寮に住み込み、ホステスの仕事をし、勿論、勤務のない時間は夫や子供と合っている。
「よかったわ。これで1人が助かるなら」笑顔の瑞穂だ。

 そんな瑞穂に、手紙が届いた。
「また、請求書だわ」
「待って、払う必要無いの。国選だからタダなのよ、瑞穂さん騙されているのよ!」
「そんなこと無いわ。相手は弁護士よ、人を騙すはず無いわ」

 「調べさせて。お願いだから夫に調べさせて。あれでも法学崩れなの」
「わかった、1日だけ待つ。でも嬉しい、親をから捨てられた私を助ける人も、親から捨てられた人だなんて!」
「瑞穂さん、もしかして?」

 「そうなの、親に捨てられて養子になったの。でも家族が1人いるわ。今は刑務所にいるけど…」
それを聞いた淳子は声を上げて「同じだわ。私と同じだ!」泣きだし大粒の涙を流した。
「泣かないで。それより調べて貰わないと…」
「そうだったわね」淳子は早速、夫や親分と連絡を取り、その結果は直ぐに出た。

 翌日「急いで、ほら!」
「危ないわよ。そんなに急がないで!」淳子に連れられて、あの法律事務所に向かうと、中では足を引きずりながら男が出迎えた。

 「あなた、危ないわよ!」淳子が抱きかかえた。
「大丈夫だ。それより、お嬢さんは?」
「お連れしたから、あなたから説明してあげて!」

 「わかった。お嬢さん。こいつはとんでもない奴ですよ。国選なのに、弁護士費用を請求したんだから!」弁護士は黙ったままだ。
「待って。よくわからないの…」

 「説明するよ。刑事裁判には国選と私選があるんだ。国選とは国が弁護士の費用を出すんだ。私選は自分持ちだけど…」
「それで?」
「あの裁判は国選だったから、国から弁護士費用が出されて、タダなんだ!」

 「でも、取られたわ。300万を…」
「騙されたんだよ。二重取りしたんだ!」
「そんな~。あなた、私を騙したのね!」弁護士は詰め寄る瑞穂に「返すよ、返せばいいだろう?」悪びれた様子もなく札束を投げつけた。

 「酷いわ。人を騙した上に…」泣き出す瑞穂だ。
「瑞穂さん。もうこんな奴にだまされちゃだめよ」淳子に慰められながら寮に戻ると、騙さされたショックも次第に消え「そうだわ。この半分だけでも…」思い立って淳子の部屋を訪ねた。

 「淳子さん、旦那さんに合いたいの。お礼が言いたいし…」
「丁度よかった。これから行こうと思っていたの」
「悪いわね」2人は淳子の夫が住むアパートに向かった。

 アパートは、そんなに離れていないが「ここなの」薄汚い部屋だ。
「あなた、お客様よ」
「あれ、この前のお嬢さんじゃないか?」足を引きずりながら男が現れた。

 「この前は、お世話になりまして…」
「こちらこそ、お世話になって」
「早速ですが、これを使って貰おうと思いまして」封筒を渡した。
「お嬢さん、馬鹿にしないで下さい。落ちぶれても、乞食じゃ無いんですから…」

 「慰謝料と治療費です。一雄があんな事をしなければ、2人が別れずに住めたのにと思いまして…」淳子夫婦は顔を見合わせ「あ、ありがとうございます。これで何とか、生活が出来ます」頭を下げた。

 その後、世間話をしてからアパートを出て、瑞穂は町の中を歩いていた。
「そうだった、あれを買わないと…」薬局に入っていく。
「これ下さい」医師からの処方箋を見せ「ピルですね、こちらです」薬剤師は袋に入れて手渡す。

 それを受け取り、寮に戻ると家事を済ませて、仕事の準備をしていると「瑞穂さん、少しいいかしら?」康子が迎えに来た。
「なにか?」「いいでしょう、夫もしたいと言っているし…」体を触っていく。
(またセックスだわ。イヤだけど…)「わかりました」2人は向かいの屋敷に向かう。

 「待っていたよ。瑞穂さん」
「あなた、私が先よ、あなたは後よ」瑞穂の着ている服を脱がしていく。
「康子、我慢できないよ」健三は康子の服を脱がだす。
「あなたったら。仕方ないわ3人でしましょう」

 「康子、愛しているよ」健三も服を脱ぎだした。
「うまい事言って。瑞穂さんとオ○ンコしたいだけでしょう?」
「ち、違うよ、本気で康子を愛しているよ。ほら」勃起した肉竿を淫裂に押し当てた。
「わかったわ。タップリ出すのよ」康子は瑞穂を寝かせ、乳房を掴むと唇を押し当てた。

 「康子さん!」声をあげるが「瑞穂、可愛いわよ」乳房を撫でながら、乳首を吸い「あ、あ、あ!」背中が反っていく。
乳首を吸った唇は、淫裂へと動いてクリトリスを舌の先端がなめだし「だめ。そこはだめ!」瑞穂の腰も動きだす。

 「康子。我慢できないよ!」健三も加わり、お尻を突きだした康子の淫裂に肉竿が入っていく。
「あ、あ、あ!」身震いをしながら、また淫裂をなめて「ダメ、あ、ああ!」昼間だというのに、悶え声を上げる二人だ。

 それから2ヶ月後、一雄が刑期を終えて出所した。
「待っていたわ。また一緒だよね」
「うん、姉さんとまた一緒だ」2人は抱き合い「姉さん。欲しい、姉さんが欲しい!」唇を押しつけた。

 「いいわよ。今日だけはお腹に出してもいい。でも、今日だけだからね」念を押して服を脱ぎ、一雄も脱ぐと抱き付いた。
「姉さん!」肉竿が入り込み、それに乳房を掴み揉んでいる。
「一雄、気持ちいい?」
「うん、凄くいいよ」
「もっとしていいわよ」
「だったら、お姉さんがして!」

 「いいわよ、こうね…」馬乗りになって腰を振っていく。
「姉さん!」乳房を揉みながら、乳首を摘むと瑞穂の淫裂からは、もう白い淫汁が流れている。
「出すよ。姉さん…」

 「いいわよ。一杯出しても!」子宮の中が暖かくなっていく。
「一雄、出したのね」乳房を押しつけ抱き合っていく。
「出したよ、姉さんのオ○ンコの中に」結合したままの淫裂からは、精液が流れ出ている。

「薄倖の星の下に」第13話 ラブホテル

第13話 ラブホテル 

  一雄が出所して寮に戻ると賑やかになり「ねえ、私とエッチしない?」文子や真美が誘い「一雄、たまにはいいんじゃない。でも避妊は忘れないで」瑞穂が注意する。
「瑞穂さん、大丈夫。あれ飲んでいるわ。ほら行こうよ」文子に腕を掴まれて部屋に入った。

 入るなり「私にさせて…」一雄は着ている服を脱がされていく。
「恥ずかしいよ」
「恥ずかしくは無いわよ。私も素っ裸になるんだから」文子も脱いで全裸になると、股間は瑞穂と違って、絨毛に覆われている。

 「オ○ンコを見たら、こんなになっちゃた!」
「元気がいいわね。こんなに膨らんで!」文子は勃起した肉竿を掴んで口に入れ「ダメ、そんな事したら。あ、あ、あ!」堪えきれず声を上げた。

 暫く、口で擦ると一雄を仰向けに寝かせて、馬乗りになった。
「いいわ。気持ちいい…」腰を振りながら言い「僕もだよ、オッパイが柔らかくて気持ちいいよ」2人の声が瑞穂にも聞こえ(一雄も大人だし、セックスも覚えないと…)興奮しながら聞いている。

 暫くすると「行くわ。早く出して、オ○ンコの中に出して!」文子が登りつめてしまい「暖かい、オ○ンコの中が暖かい!」体を寝かせ乳房を胸に押しつけてきた。
一雄が「出したよ…」申し訳なさそうに言うと「気にしないで。暫くこうさせて」顔を両手で掴み頬を押しつけていた。

 長い沈黙が続き「そろそろ行かないと…」「そうね。仕事があるし」2人は脱いだ服を着込んで、寮からキャバレーへと向かった。
キャバレーでは文子が「やっちゃった。あの子と遂にオ○ンコやったわよ!」得意げに言う。
「ホントなの。それって?」
「ホントよ、若いから凄かったわ。私が先に行っちゃった!」
「いいな。私もあの子とやりたいな」恨めしそうに言う仲間だ。

 その事は、当然康子の耳にも入って「全く、恩も知らないで勝手な事を…」独占欲が強いから快く思っていない。
それでも顔には出さず、冷静に振る舞っている。
一雄と瑞穂は真面目に働き、平穏な日々が続いていたが、無情にも壊す者が現れた。

 「ママ。あの子知ってるかい?」客は淳子を指さしている。
「ああ、淳子さんの事ね。よくは知らないけど真面目にやってるわよ」
「だったら、子持ちって知ってるかい。夫がヤクザなのも?」
「子供がいる…しかも亭主がヤクザだなんて…」顔色が変わった。

 「気をつけた方がいいよ。亭主は事件を起こしたばかりだから」
「どんな事件なの?」
「あんたのボーイがケガさせただろう。相手はあの子の亭主なんだよ」
「そ、そんな…」絶句し「そうだわね。何とかしないとね」考え巡らす康子だ。

 翌日、瑞穂姉弟と淳子は屋敷に呼ばれた。
「あなた達は、今日限りやめて貰うわ」
「どうしてですか、訳を教えて下さい!」
「淳子さんには、子供がいるそうじゃないのよ。独身しか雇わない事知っているでしょう?」

 「その事は謝ります。ですから、ここに置いて下さい」
「そうは行かないわよ。いくら謝ってもダメ。これは給料と餞別よ!」3人に封筒を手渡した。

 それを受け取った3人は寮に戻ってきたが「淳子さん、やっていけるの?」仲間が話し掛け「何とかなる。夫の足も治ったし、これからは真面目にやるって言っているし」そう答えた。
「淳子さん、旦那がいたんだ!」

 「隠して置いてご免なさい、それに…」淳子は言おうとしたが「いいの、それ以上はいいのよ!」瑞穂が遮った。
(ダメ、言っちゃダメ。後で皆に言うから…)(ありがとう、何てお礼を言っていいやら…)淳子は泣き出した。

 「それより片付けが先よ。荷物はないけど…」瑞穂が笑顔で言うと「そうだよね、服しかないしね」3人は荷物をまとめて寮から出た。
「一雄、また仕事探しだね」
「それに、住まいもだよ」当てがある訳でなく電車に乗りこんだ。

 電車に乗って2時間経った。
「ここで降りようよ」「そうね、降りようか」2人は電車から降り、階段を上って駅を出るとビルが見える。
「結構大きい町だね」
「そうみたい。とにかく、ねぐらを捜さないと」2人は駅のコインロッカーに荷物を押し込み町を歩いていく。

 繁華街を歩くと「踊り子さん募集」の看板が目に付く。
「ストリッパーか、裸を見せるなんてイヤだし…」看板を見つめていると「呼び込みも募集か」一雄も見ている。
「こんなのじゃなくて、もっといいのがあるかも。とにかく、ホテルよ」町を彷徨い安いホテルを見つけた。

 「ちょっと。これってラブホテルじゃないのよ!」
「そうだね。でも、ビジネスホテルよりも安いよ」
「それはそうだけど…」瑞穂の足は停まるが「行こう。姉さん!」腕を掴まれ強引に連れ込まれた。
「泊まりだ。いくらだ?」一雄は金を払いキーを受け取り「行こう!」2人は肩を寄せ合い部屋に向かった。

 部屋に入ると派手なベッドが目に付く。
「一雄、セックスは無しよ。姉弟なんだからね」
「わかっているよ、それよりお風呂に入ろうよ」浴室はガラス張りで丸見えだ。
「恥ずかしいわ。こんな所でお風呂だなんて!」2人は服を脱いで全裸になったが「ダメよ。わかっているわよね?」勃起した肉竿が気になり、股間と乳房を手で隠している。

 「姉さん。洗ってあげる!」石鹸を泡立て、背中を洗いだし(気持ちいい。背中を洗って貰えるなんて!)時々、手が乳房の膨らみに触れていく。
タオルで擦るとお湯をかけた。
「ハイ、今度は前だよ」
「だ、ダメ。丸見えになっちゃう!」
「洗わせて、久しぶりだよ」

 「わかった。お願いする」首から乳房、お腹と擦って、股間を触られ「ダメよ。そこは、ダメ!」手が淫裂を撫でている。
「丁寧に、ここも洗わないと…」
「そこはいいの。自分で洗うから。今度は一雄の番よ」声が震えている。
「姉さんに洗って貰えるなんて、久しぶりだな」
「そうよね。こんな事、滅多に出来ないしね」瑞穂は一雄の体を洗っていく。

 体を洗い終えると、浴槽に浸かるが、2人の肌が触れ合っている。
「姉さん、これからどうしようか?」
「明日捜そうよ。何とかなるわよ」
「そうだよね、何とかなるわよね」体を温めるとバスタオルを体に巻き付けて、ビールを飲みながらベッドの上で横になった。

 「テレビでも見るか!」スイッチを押した途端に「あん、あん、あん!」女性の喘ぐ声が聞こえ、乳房を揉まれながら喘ぐ顔が映し出された。
「凄いわ。これって裏じゃないの、セックスが映っているし…」
「ホントだね。オ○ンコしているんだ!」淫裂に肉竿が入り込み、ピストンしている。

 (凄いわ、あんな事している!)画面には太股を抱えた、駅弁での結合が映しだされ「凄いや、オ○ンコが気持ちいいのかな?」「わかんない。やった事がないから…」2人が見つめていると、淫裂から白い液体が噴き出した。
「射精よ、ほら!」「ホントだ。中出しだ!」2人とも興奮が高まって(凄いわ。膣が濡れている…)酔いも重なったのか、咽がカラカラに渇いている。

 画面が変わり、今度は四つん這いになった女性が後ろから肉竿で突かれ、口にも肉竿を押し込まれ、さらに、お尻にも細身の樹脂棒が押し込まれていく。
「痛くないのかしら?」
「大丈夫だよ…」2人は自然と肌が触れ合う。

 「姉さん。我慢できない!」
「ダメ、姉弟よ。もうだめ!」しかし、タオルが解かれ乳房を掴まれた。
(気持ちいいわ。セックスしたいけど、姉弟だからいけない事よ…)理性がまだ働いている。

 だが、一雄の手が淫裂を撫でると一変し「あ、あ、あ!」声を上げだした。
「姉さん、やらせて。さっきのビデオ見たく…」一雄は太股を抱えて立ち上がり「あ、危ないわ」駅弁にされると両手で一雄の首を押さえた。
「行くよ、姉さん!」
「ダメ、入れないで。あ、あ、あ!」ゆっくり肉竿が淫裂に入っていく。
(気持ちいい…。奥までオチンチンが入ってくる…)自然と体が後ろに反っていく。

 肉竿は、根本まで入るとピストンを始めて「ダメ、動かさないで。だめよ!」言葉とは裏腹に白い淫汁が流れていく。
「姉さん、オッパイを吸わせて。オッパイを!」
「イヤ、そんなのダメよ!」口ではそう言うが体を押しつけ、口の所に乳房を持っていく。
「いいわ、凄くいい。でも、今日だけよ」乳首を吸われ遂に理性が消えた。

 肉竿は動きを早めて「行くわ、行きそうよ。出して、早くオ○ンコの中に出して!」その言葉通りに放出が始まり「いいわ。子宮が溶けそうよ…」ポタポタと精液が垂れていく。
「姉さん、出したよ…」
「わかるわ。凄く気持ちいい…」ベッドに降ろされても、2人は余韻を楽しもうと結合したまま抱き合っている。

 「一雄、今夜だけよ。約束して」唇を重ねて言い「わかった、約束する。でも、今夜は何回でもいいでしょう?」「いいわよ。今夜は私も欲しいし」また抱き合うと四つん這いでの結合になった。

 「姉さん。お尻に入れて入れさせて!」
「ダメ、お尻はダメ。汚いからダメ!」拒んでも肛門に肉竿が押し当てられ「あ、あ、あ~!」目を見開き痛みに耐えているが「抜いて、お願い抜いて!」体が震えている。
「直ぐ終わるから、やらせて!」強引に尻穴に入り込んだ。

 「ヒ~!」悲鳴を上げても直腸まで肉竿が入り込み「ダメ、ダメよ!」声まで震えているが「直ぐ終わるよ」ピストンが始まり「あ、あ、あ!」両手でシーツを握りしめ痛みに耐えている。
(一雄、痛いだけよ。お尻は感じないの、どうせなら膣に入れて!)顔を歪めて堪えた。

 暫くして、肉竿の動きが停まり「ダメ。射精だなんて!」腸の中に異物が漂っていき「姉さん、汚れたからお風呂で洗おうよ」肉竿を抜いた。
「もう、お尻に入れないで」手で肛門を押さえながら浴室に入っていく。
一雄も後を追って入り「痛かった?」尋ねる。
「痛いなんてもんじゃないわよ。お尻なんてこりごりよ」2人は丁寧に洗っていく。
浴室で汚れた部分を丁寧に洗い終えると2人は眠りについた。

 翌朝、一雄はまた瑞穂に抱き付いた。
「約束したでしょう。もうしないって!」乳房を揉まれながらピストンされている。
「だって、押さえが効かないんだ。姉さんのヌードを見たら…」確かに肉竿が勢いよく立っている。

 「ダメ。もう、ダメ!」
「お願い出させて!」体を押さえ、逃れないようにしてピストンを早めて(気持ちいい。でも、約束だから…)逃れようとするがまた、噴射が行われた。
「出たわ、もう終わりよ」払いのけるように浴室に入り、シャワーで淫裂を丁寧に洗っていく。

 (こんな関係は、終わりにしないといけないわ…)それは一雄もわかっていた。
「姉さん、今日が最後だよ。もうしないからね」一雄もシャワーを浴びに来た。
「誓うの?」
「誓うさ」2人はシャワーを浴びると、服を着てホテルから出た。

 町に出ると軽く朝食を摂って隅々まで歩いていく。
「とにかく、住むところを捜さないと」不動産屋を回り、アパートを探していくが「困りましたね。保証人がいないとね…」断ろうとしている。
「私が保証人ではダメでしょうか。弟が独りで住む事にして!」

 「参ったな。それは出来ない訳でもありませんが…」
「決まりね、ここにしよう。敷金はちゃんと払うわ。それに、滞納したら追い出されても、文句は言わないわ」
「その事を誓約書に書いて貰えませんか。それなら考えますが…」

 「書くわよ。それで納得して貰えるなら」瑞穂は契約書と誓約書にサインして、早速アパートに向かった。
「ここならいいわね、狭いけど」
「仕方ないよ。仕事次第で、もっと広いアパートにしよう」こうして、新しい生活が始まった。

「薄倖の星の下に」第14話 ショーの出演

第14話 ショーの出演

 アパートが決まると2人は仕事を探し始めたが、施設出身の2人にはまともな仕事など無く、やっと瑞穂が見つけたのはかなりきわどい下着のセールスで、一雄が見つけたは建設労務だ。
「水商売とはお別れだね」
「そうだね。これならまともだし」2人はお互いに、新しい出発を祝いあった。

 だが、世間はそんなに甘くはない。
瑞穂はアパート郡が並ぶ中をセールスして回るが、なかなか相手にして貰えず10日間で売れたのは数点だけで、当然、解雇されて仕事を探してみたが「ここしかないんだ!」やはり、ホステスしかなかった。

 瑞穂は夕方、一雄の食事を作ると店に向かい「よろしくお願いします」挨拶をしてから制服に着替えると「あら、そんなのダメよ。これは脱ぐのよ」ブラジャーを掴まれた。
「じ、自分でします!」
「ダメよ、私がするの」ホックを外して脱がせていく。

 (イヤよ、こんな事!)両手で乳房を隠すと「見せなさい。入れ墨があるんじゃないの?」疑っている。
「そんなのありません!」
「だったら、乳首にリングだったりして!」笑うホステス達に「そんなのありません。見て下さい!」両手を退けてパンティ姿を晒した。

 「あら、結構いけるわね。整形じゃないの?」乳房を掴むとみ尋ねて「整形はしていません」「ホントだわ。あら、乳首が堅くなっている!」指で摘まれた。
「ダメ、やめて下さい!」
「面白そうね、私にもやらせて」代わる代わる瑞穂の乳房を触り(悔しいけど我慢しないと…)仕事が見つからない以上、我慢するしかない。

 「これも、要らないのよ!」パンティが足首まで引き下げられ「い、いやー。やめて!」慌てて股間を両手で覆うが、足首のパンティも脱がされ、瑞穂1人が全裸になっている。
「隠すなんて怪しいわ。手を退けるのよ」
「いや、ここはいや!」泣き声になっている。

 「見せなさいよ。オ○ンコを見せるのよ!」
「いや、やめて!」両手を掴まれ、股間から退けられ「イヤ、見ないで~!」叫ぶが股間に目が集中していく。
「イヤだわ。ヘアを剃っている!」
「ホントだ。オ○ンコ丸出しだわ」短い絨毛に覆われた淫裂に嘲笑が投げつけられた。

 (見られてしまった、性器を見られた…)悔し涙が落ちていくと「やめるんだったら今だよ。もっと厳しいからね!」「そうよ。この商売を甘く見ない事ね」きつい言葉が投げられた。
「やめません。働かせてください!」(ここしか働くところがないのよ…)一雄の収入に甘える訳には行かなず、泣きながら言う。

 「いい根性しているわね。ほら、着替えて」制服が渡された。
それは、ワンピースだが胸の部分がくり抜かれ、乳房の膨らみが覗いている。
それに、丈も短く股下5センチ程度で、片方には腰までのスリットが入っていて、椅子に座れば淫裂が丸見えの恐れがある。

 (恥ずかしい。こんなのが制服だなんて…)だが、それは瑞穂だけではなく、他のホステスも下着を脱ぎ、全裸になっていく。
(何だ、ヘアを剃っているんじゃないのよ!)股間は綺麗にヘアが剃られていてピンクの淫裂が見えている。

 制服を着込むと店内に入って準備を始め、開店すると客が来て酒を注いで回り「新人だね。ここに座って!」無理に座らされる。
「名前は何て言うの?」くり抜かれた胸から手を入れられ、乳房を掴まれても(イヤ。オッパイはイヤ!)「瑞穂です、よろしくお願いします」笑顔で挨拶している。

 「いい名前だね。ここの名前は何と言うんだ?」スリットからもう1人が手を入れて淫裂を撫でていく。
「そ、そこは名前がありません…」
「あるよ。オ○ンコって呼ぶんだよ」ニヤニヤしながら淫裂を触っていく。

 「ここの名前は何だっけ?」わざと聞き返し「お、オ○ンコです」顔を赤らめながら言うと「そうだよ。オ○ンコでいいんだ!」執拗に淫裂を触る客だ。
その後も次々とテーブルを回り、乳房と淫裂を触られ2時に閉店するとアパートに戻り(一雄を起こさないようにしないと…)そっと布団の中に潜り込んでいく。

 そんな生活も長くは続かなかった。
勤めてから数ヶ月後「瑞穂さん、今日はヘアの手入れを頼んだわよ」ママからヘアを客の前で、剃るよう言われる。
ここの店では、ホステス達がサービスとして、交代でヘアを剃らせていた。

 「わかりました。私の番ですね?」
「そうよ。あなたで一巡りなの」瑞穂はヘアを剃らせる覚悟だが、偶然にも給料を貰った一雄が仕事仲間に連れられ、瑞穂の店に来てしまった。
(あれは姉さんだ!)姉の顔を忘れるはずがない。

 一雄が見ている前で「これより恒例のパイパンショーです、当たりはあなたです」テーブルの番号を読み上げた。
「やった。俺だ!」それは一雄の仕事仲間で(か、一雄がいる!)瑞穂の顔が強ばっていく。

 「それでは、瑞穂さん準備をお願いします」
(イヤよ。弟の前でフルヌードになるなんて!)体を震わせながら制服のワンピースを脱いで全裸になると、その全裸を一雄がじっと見ている。
「俺が、あんたのオ○ンコをパイパンにしてやるからな!」瑞穂の前に立ち「お、お願いします…」両手を後ろで組み、股間を晒した。

 男は用意されたスプレーを吹き掛け、股間の絨毛に塗りつけると、カミソリで剃っていく。
(姉さん!)叫びたい気持ちを堪えている一雄に(許して。これも生きていく為なのよ)涙を流して見つめている。

 「ほら、パイパンオ○ンコだ!」剃った男は得意になって、淫裂に指を入れた。
「イヤ。入れないで!」瑞穂が男の手を押さえると「ホステスのくせに生意気だ!」淫裂の指が動き、もう片手が乳房を掴んでいる。

 「イヤよ。やめて~!」その瞬間、男が瑞穂の視界から消えた。
「姉さんに変な事するな!」一雄は拳を握り、仕事仲間は泡を吹いて倒れ「キャー!」「か、一雄!」悲鳴が上がって混乱し、翌日に一雄と瑞穂は職を失った。

 「姉さん、ご免なさい」
「気にしなくていいわ。一雄が助けてくれたんだから」小さな部屋で抱き合う2人だ。
仕事を失った2人は各地を転々とし、蓄えも残り少なくなっている。
「姉さん。もう、裸で稼ぐしかないね」
「そうかもね、ここを当たってみようか?」2人は踊り子募集と書かれた劇場に入った。

 「表の看板を見てきました。こで雇って貰いたいんですが?」神妙な顔で言う瑞穂に「ここは何をする場所か、わかっているのかい?」支配人らしい男が対応に出た。
「ハイ、その覚悟です。出来れば2人雇ってください…」
「女はいいが、男はいらない。本番をやるなら別だが…」
「本番って、セックスの事ですか?」

 「そうだよ、客の前でオ○ンコするんだ。それなら2人雇ってもいいぞ。中出しなら受けるし…」
(セックスをすれば雇って貰えるんだ!)2人は顔を見合わせ「本番もやります、ですから雇ってください!」生活苦だから承知するしかない。

 「わかった。それなら雇ってやる。試しに、ここでやれ!」
「ここでやるんですか?」
「そうだ。オ○ンコはどこでもやれるはずだ!」
「わかりました。やります…」

 瑞穂は自分から服を脱ぎだし、一雄も脱いでいく。
2人は下着を脱いで全裸になったが、瑞穂の股間は相変わらず絨毛が生えてない。
「一雄。久しぶりにしていいわよ」そそり立った肉竿を撫でて言い「姉さん、綺麗だよ!」乳房を掴み、乳首を吸うと「いいわ。一雄、いいわよ!」2人は抱き合い、敷かれたマットの上に倒れていく。

 「いくよ!」「入れてもいいわよ!」淫裂に肉竿が入ると「姉さん!」乳房を揉みながら唇を重ねて「ピシャ、ピシャ!」腰を動かし始めた。
(恥ずかしい。知らない人に見られるなんて…)顔を赤らめながらも、足を開いて肉竿を深く求めると、やがて、一雄も登りつめた。

 「出すよ、出すよ!」
「いいわよ。一杯出して…」淫裂深く噴射が行われ精液が流れてきた。
「飲んでいるのかい?」
「ハイ、飲んでいます。ですから安心です」
「そうか、それなら雇えるな。ショーはレイプがいいんだが…」
「私が一雄にですか?」

 「そうだ。今のようでもいいが、迫力が足りない。それにいろんな方法でオ○ンコしないと…」
「やります、ですから、教えて下さい」
「良い心がけだ。気に入った。雇ってやる!」やっと承知して貰え、劇場が用意したアパートに住み込んで、支配人からの指導で練習に励んだ。
練習は1週間程行われ、瑞穂は踊りも練習させられて、どうにか踊れるようになっている。

 そして、やっと練習の成果を示す時が来た。
「姉さん。痛かったら言ってね」
「ダメよ。手を抜いたらわかってしまうわ。痛くても入れるの、その方が喜ぶって言っていたでしょう?」

 「でも、痛がる姉さんを見たら、出来なくなっちゃうかも…」
「何言っているのよ。やるのよ、痛いって叫んでも!」
「わかった。無理してもやるからね」2人が順番を待つと「出番だ。いいな、派手にやるんだぞ!」声が掛けられ「ハイ、やってきます」2人は舞台に向かう。

 瑞穂が舞台に上がるとスポットライトが照らしている。
OL風にスーツを着込み、歩いて行くと、その向こう側から一雄が歩いてきた。
一雄は瑞穂の行く手を塞ぎ「何するのよ。退きなさいよ」演技が始まった。

 「そうは行くか、俺の好みだしな」
「いや、やめて!」指導された通りに演技をして「いや、いやよ!」抵抗するがスーツが脱がされ下着姿にされた。
「いや、いや~!」白いブラジャーが両手で引き裂かれ「やめて、お願いやめて~!」
狭い舞台をパンティ1枚で乳房を揺らせながら逃げ回っていく。

 そんな演技を観客は静まりかえって見ているが(こんな大勢の前で、セックスをするなんて…)悲しさで自然と涙が流れていく。
一雄はパンティを掴み「いや、いや~!」瑞穂も押さえると、パンティは伸びきって「ビリビリ!」切り裂かれ無毛の淫裂が現れた。

 「ツルツルオ○ンコだ!」「パイパンオ○ンコだ!」無毛の淫裂にどよめきが上がり「イヤ、イヤ~!」叫ぶ瑞穂は押し倒され、太股には切れたパンティが絡まりついたままだ。
「イヤ、入れないで!」一雄も下半身剥き出しにして肉竿を押し込み「ヒ~、抜いて。痛いから抜いて!」顔を歪めて叫んでいく。

 「そうは行くか、オ○ンコさせろ!」腰をなおも押しつけ「イヤ、イヤ!」声を上げていく。
(恥ずかしいわ、人前でこんな事をするなんて…)情けなさで、流れ出た涙がライトに照らされキラキラ光っている。

 迫力ある演技に「凄いな。ホントにレイプしたんじゃないのかな?」「まさか。でも、迫力あるよな…」観客達は興奮している。
「抜いて、いや、いや!」ピストンが始まったが瑞穂は叫び続け、一雄は瑞穂を四つん這いにもした。

 「あ、ああ!」悲鳴を上げながら乳房を揺らせて、その後は背面駅弁でも結合し、正面を向いたまま、肉竿との結合を見られていると「ダメ、お腹の中はイヤ~!」暖かい液体を感じた。
「気持ちよかったぜ。機会があったらまたオ○ンコしような」一雄は瑞穂を舞台に降ろし、楽屋に引き上げていく。

 「う、う、う!」1人残った瑞穂は泣きながら立ち上がり、射精された淫裂を客に見せる。
「中出しだ。オ○ンコの中に出したんだ!」
「ホントだ、中出ししたなんて!」どよめきが上がった。
瑞穂は太股まで精液を垂らしながら、フラフラしながら舞台から引き上げてきた。

 楽屋に戻ると「よかったよ、凄い迫力だ。明日も頼むよ。明日は看護婦でいいかな」支配人は機嫌良く話し掛ける。
「明日もですね?」
「そうだ、君も頑張ってくれ。体力勝負だからね」一雄の肩を叩いて楽屋から出ていく。

 「姉さん、痛くなかったかい?」
「少し痛いけど、一雄のだから我慢しないと」瑞穂は服を着ていく。
「僕は呼び込みをやるから、帰りは一緒に帰ろうよ」
「勿論よ、後は踊りだけだから」その言葉通りに、再び舞台に立ちと衣装を脱ぎながら踊り、全裸のまま乳房を揺らせて客を楽しませ、出番が終わると2人は一緒にアパートに戻った。

「薄倖の星の下に」第15話(最終話) 家主の正体

第15話(最終話) 家主の正体

 それから数ヶ月間は、劇場への出演で収入が入り生活には余裕が出てきた。
2人は決して無理をせずに蓄えていたが、非情にも2人の蓄財が盗まれてしまった。
「警察を呼ぼうよ!」一雄は電話を掛けようとしたが、支配人が「やめろ。そんな事したら、こっちが怪しまれる!」と拒否する。

 「どうして、ですか?」
「考えて見ろ。お前達のやっている事は法律違反じゃないか。こっちだって、とばっちりはご免だよ!」支配人は関わるのがイヤだった。
「それはわかりますが、金を盗まれたんですよ」
「盗まれた方が悪い。だらしないからだ!」

 「そんな話って無いでしょう。僕たちは被害者ですよ」
「だから何だってんだ。こっちの身にもなれ。警察から睨まれたら生きていけないんだぞ!」
「僕は犯人が許せません。やっと貯めた金です!」

 「言う事が聞けないなら首だ。たった今から出ていけ。これは今までの給料だ!」支配人は50万を2人に投げつけた。
「姉さんごめん。また、職探しさせる事になって…」
「気にしないで。一雄の言う事が正しいわ」こうして、また各地を回る事となった。

 2人は劇場を回ったが、トラブルを起こした事が知れ渡っており、どこも雇ってくれるところがなかった。
「また、ホステスだね」
「それはやめて。姉さんが知らない奴に触られるなんて、イヤだよ、我慢できない!」

 「困ったわね。だったら、温泉ホテルでやってみようか?」
「そうだね、お姉さんと一緒だし!」早速、大きなホテルと交渉を始めた。
幸いな事に、その日のショーに穴が空いており「5万でやってくれ。それ以上は出せない!」試しにやる事になった。

 「わかりました。20分ぐらいなら我慢します」金額は不満だったが、とにかくやる事にした。
舞台に上がった瑞穂は看護婦姿で「待て、逃げるな!」「いや、やめて~!」叫ぶ瑞穂の白衣を剥ぎ取っていく。
やがて、真っ白なパンティを切り裂き、下半身をお客に晒していく。

 「おう。パイパンオ○ンコだ!」無毛の淫裂に歓声が上がり、瑞穂はブラジャーも切り裂かれ、全裸にされ犯されていく。
「イヤ、イヤ~!」悲鳴を上げながらも、乳房を乱暴に掴まれ、肉竿も激しくピストンして射精した。
「う、う、う!」泣きながら射精された淫裂を、客に晒してショーを終えた。

 2人のショーはバカ受けで「明日からやってくれ。金はこれ以上は無理だが、お座敷ストリップもやっていいよ」
「部屋でやってもいいんですか?」
「いいよ。でも、本番はショーだけにしてくれ。部屋では1回3万は取っていいよ」
「3万ですか。わかりました」こうして話がまとまった。

 翌日からは、ホテルで本番ショーを始めている。
「いや、いや~!」逃げまどう瑞穂を一雄が押さえ、全裸にして犯していく。
瑞穂は悲鳴を上げながら、淫裂に精液を送り込まれた。

 ショーが済むと、客からの呼び出しに応じて部屋でストリップもしていく。
多い日で、20部屋から呼び出しがあって、2人は少しずつだが、金を貯めている。
だが、いつまでも、ここでやっている訳には行かなかった。

 「警察がうるさくなったんだ。今日から出なくていいよ」突然の打ち切り話が持ち上がった。
「困ります。生活がかかっているんです!」
「だったら、○○温泉でやってくれ。あそこで、ショーをやりたがっているし…」
「わかりました」2人は、再び○○温泉でショーを始めた。

 そんな事を繰り返していく内に、数千万円の預金が溜まった。
「姉さん。もう裸はやめようよ。スナックでも始めないかい?」
「私もそうしたい。一雄とセックスは、もうしない方がいいし…」
「イヤだ、僕は姉さんと一緒にいたい。姉さんは僕の物だ!」一雄は本気になっていた。

 「ダメ、姉弟よ。いけないのよ!」
「構わないさ。だって、姉さんは僕の妻なんだ!」強引に服を剥ぎ取り、肉竿を押し込んでいく。
「ダメ、ダメ。やめて一雄!」叫ぶが、体は自然に一雄を迎え入れ(いけない事だけど、私も一雄と一緒にいたい…)乳房に頭を埋める一雄を抱きしめている。

 ショーを辞めようと思った頃、ホテル側からも打ち切りの話が出て、東京都に隣接した都市で、スナックを始める事にし、不動産屋を当たって店を探していくと「ここならいいわよね。駅も近いし、人通りも多いし…」手頃な建物を見つけた。

 「ここは無理ですよ。持ち主が立て直したがっていまして…」
「そうなんだ。だったら、私が説得してみる!」瑞穂は不動産屋から住所と氏名を聞きだし、直接交渉する事にした。

 2人は早速、持ち主の住まいへと向かい、教わった通りに歩いて行くと、大きな屋敷が立ち並び「姉さん、うまく行けばいいね」玄関のチャイムを押し「諸星と申しますが…」インターフォン越しに話していく。

 ふと見ると玄関には「桑田祐介」の表札があり、2人は応接室に案内された。
「忙しいところ申し訳ありませんが、駅前の空き家の事ですが…」瑞穂は貸してくれるように頼むが「あそこは貸せないな、マンションに建て替えるんだ!」拒む持ち主だ。

 思案する瑞穂は「ご夫婦で面白いショーをご覧いただけませんか。それから考え直して貰えませんか?」
「ショーで釣ろうというのか。面白かったら特別に貸してもいいぞ。別な場所になるかも知れないが…」
「とにかく見て下さい。一雄、やろう!」「うん、姉さん」

 2人は初老の夫婦の前で抱き合っていく。
「一雄、欲しいの。ここが欲しい!」
「僕も姉さんが欲しい…」唇を重ね合うと、服を脱がせ合う。
それを「あら、エッチなショーなんだ!」「そうみたいだね」夫婦はじっと見ている。

 2人は下着も脱いで全裸になった。
「姉さん、綺麗だよ!」乳房を揉みながら乳首を吸い「いいわ。一雄、いいわよ」瑞穂も勃起した肉竿を擦っていくと「あら、元気がいいわね!」じっと肉竿を見つめている。

 やがて、瑞穂は仰向けに寝ると肉竿が押し込まれて「姉さん、気持ちいいよ」一雄は腰を振りだした。
「私も気持ちいいわ。もっと強く入れて!」ピストンが早まって「いいわよ。あれでしても…」瑞穂は向きを変え四つん這いになっていく。
そして、腰を押さえられ「あん、あん、あん!」肉竿のピストンで乳房を揺らせていく。

 「いいわ。凄く、いいわよ!」淫裂からは乳白色の淫汁が流れている。
「あら。かなり好きなご夫婦ね」「そうみたいだね」初老の夫婦は姉弟とは思っておらず、夫婦と思っている。

 やがて、背面駅弁に変わり瑞穂は夫婦の前で両足を開き、駅弁で後ろから肉竿をピストンされていく。
「ダメ、行くわ。行きそうよ!」
「僕も出るよ。出すからね」ピストンが停まった。

 淫裂からは白い液体が流れ出ていく。
「姉さん、気持ちよかったよ」
「私もよ、一雄」降ろされた瑞穂は淫裂から流れ出る精液を拭こうともせず、萎縮していく肉竿を口でなめていく。
「いいよ、気持ちいい。もう1回やらせて」
「いいわよ、やりたいなら」立ったまま後ろから肉竿が押し込まれている。

 それには「凄いわね、何だか興奮しちゃったわ」「ホントだよ、今夜は出来そうな感じだな」夫婦も結合部を眺め、やがて、2回目の放出が行われ、また精液が流れ出た。

 ショーが済むと「満足頂いたでしょうか?」息を弾ませながら、淫裂を拭いている。
「しかし、人前でオ○ンコとはな。とにかかく、面白かったから1年間は貸そう。契約書に書いてくれ、期間は1年だからな!」
「ありがとうございます」瑞穂は全裸のまま、契約書に書いていく。

 「あんたも書いて!」一雄も名前を書いた。
「あれ、夫婦じゃないんだ。親族じゃないと貸せないな」
「親族です、実は姉弟です…」俯いて言う瑞穂だ。

 「でも、諸星じゃないか。君は桑田だし…」
「私は養女なんです。本名は桑田瑞穂で、本当の姉弟です」
「姉さんの言う事は本当です。僕は弟の桑田一雄です」その途端、男性の持っていたグラスが床に落ち、妻の顔がブルブル震え声にならない。

 「姉弟同士で、セックスをしているの?」妻の声が震えている。
「仕方ないんです…。親に捨てられた施設出身ですから。いくら捜してもまともな仕事がありませんし…」言いながら下着を着ていく。
その間、夫婦は黙ったままだが、妻は涙を流し泣いている。

 その沈黙を破って「君たちは親に捨てられたと言ったね。いくつの頃かね?」重い口を開いた。
「記憶には無いのですが、私が4才で一雄が2才だと思います。場所は○○市だったようです…」瑞穂は服を着ながら言う。

 「捨てられた時に何か、預けられなかったか?」
「そう言えば、これを!」瑞穂はキーホルダーを出し「僕もこれを持っているよ、姉さんと同じ物を!」一雄も出した。
すると「そ、そんな~!」妻は声を上げて泣き出し、夫の祐介も涙を流している。

 「わかった、自由に使っていいよ。あそこならどうせ、壊すつもりだから好きにして言い!」泣きながら言う。
「ありがとうございます。家賃は必ずお支払いしますから」服を着込むと2人は不動産屋へと向かった。

 「以外でしたな。あなた達の面倒を見るように言われまして…」
「いい人でしたよ、あの人達!」瑞穂が言うと「そうでしたか。信じられませんな。資産家のくせにケチでして…」不動産屋の言葉を黙って聞く2人だ。

 許可を貰った瑞穂は、早速開店の準備を始めた。
キャバレーやバーのホステスをした経験が生かされ、順調に運び、一雄もマスターとして特訓している。

 そんな2人の所に、桑田夫婦が訪ねてきた。
「大部、できたようだね」
「はい、後はテーブルを入れれば、お終いです」
「お願いなんだけど、そのテーブルを私達にプレゼントさせて貰えないかしら?」

 「いいんですか。そんな事をお願いして?」
「いいわよ、あなた達が気に入ったの。それに同じ桑田だしね」
「ありがとうございます。物入りな時だけに助かります。何て、お礼を言っていいやら…」
「礼はいいのよ、それより準備でしょう?」
「はい。早速掛からせて貰います」笑顔の瑞穂と一雄だ。

 翌日、店の中に豪華なテーブルセットが届けられ「凄いですね。あの桑田さんがプレゼントだなんて!」不動産屋も驚いている。
そして、いよいよスナックが開店し、客も順調に入って経営が安定してきた。

 それから数年後、瑞穂は一雄の子を出産した。
勿論、戸籍も細工して夫婦の届けも出していたが、実の姉弟である事を知っているのは、桑田夫婦だけだ。

 桑田夫婦も、度々店を訪ねては「もっと広げなさい。大きいビルを使っていいから」大きくするように言っている。
「本当にいいんですか?」
「勿論いいよ、その変わり。子供を預からせて貰うよ」
「すみません。何てお礼を言っていいやら!」桑田夫婦の力添えで店も大きくなり、人も数人雇って経営も安定している。

 そんな矢先、祐介が突然倒れて、入院したとの連絡が入り2人は子供を抱いて見舞いに行った。
「具合はどうでしょうか?」
「意識がハッキリしないの。でも、あなた達に会いたがっているの…」

 「そうですか…」瑞穂が祐介の頭を撫でると「瑞穂に一雄…すまない…許してくれ…」祐介は譫言を言っている。
「うなされているんだ…」瑞穂が言うと、祐介の妻は子供を抱き上げ「違うの。美智、ご覧なさい。これが美智のおじいちゃんよ。ホントのおじいちゃんなのよ!」それだけ言うと、声を上げて泣き出し言葉にならない。

 「ホントのおじいちゃん…。ま、まさか!」
「許して、仕方なかったの。捨てたけど、許して!」泣き声が大きくなっている。
「そんなバカな。そんな、そんな事って…」「う、う、う!」一雄と瑞穂も声を上げて泣き出し「えーん!」3人に吊られて子供も泣き出した。

 幸いにも、祐介は意識を取り戻し、無事退院する事が出来た。
退院してから10日後には、瑞穂と一雄が養子として桑田祐介夫婦の子供になっている。
「お母さん、行ってきます」
「頑張ってね、美智は預かるから」2人は桑田夫婦に見送られて同居している家からスナックへと向かう。

 「あなた、腕を組もうよ」
「恥ずかしいよ」人が行き交う中、瑞穂と一雄は腕を組んで歩いているが、実の姉弟である事は、永遠に封じられた。

ー完ー 

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