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「全裸のコンサート」第8話 コンサート

第8話 コンサート

 それから数日が過ぎ、初演を向かえた会場は男性で溢れ満員だ。
3人は緊張しながらも演技をし、娼婦役の3人は衣装を脱ぎ出す。
(こんな大勢にオッパイを見られてしまう…)目を赤くしながら上半身露わにしていくと、揺れる乳房に「お~!」客席から歓声が上がっていく。

 その歓声を聞きながらスカートも脱いでパンティとガーターベルト姿になって演奏を始めると観客も静まりかえっている。

 そして、演奏が済むとまた演技を始めた。
俳優とのベッドシーンでは乳房を揉まれ、パンティの上か淫裂も触られて(やめて。そこはいやよ!)イヤでも演技を続けている。

 この舞台は評判を呼び2週間の追加公演を行ったが、この事で3人には演奏家と言うよりもヌードモデルというイメージが付いてしまい事件が起こった。

 3人によるコンサートが行われ、いつものように演奏をしていると観客から不満の声が上がりだす。
(もしかして、ヌードになれとでも?)そう感じたが、3人は最後の曲を演奏していると「脱げ、脱げ!」と大合唱が起こった。

 それでも怒号の中で演奏を終え幕が引かれると「金返せ、金返せ!」との大合唱で収拾がつかなくなってしまった。
それには、社長の花山も真っ青になってしまい、暫く考えて「脱いでくれ。胸だけでいいから」と脱ぐよう言い出す始末だ。

 「そんな、ヌードなんて…」泣き出す瑞穂達に「このままでは収拾がつかない。イヤならあの写真で損害を償って貰うよ」遂に切り札がでた。
それには「胸だけですよ」と泣きながら承知するしかない。

 「胸だけでもいいよ。急いで脱ぐんだ」3人はドレスを脱ぎ、パンティ姿になった。
「いいか、アンコールとして3曲やってくれ!」花山の言葉に怒号が飛び交う中、乳房を露わにした3人が舞台に立った。

 すると、今までの怒号が鳴りやんで3人の乳房を黙って見つめている。
「これより、アンコールとして3曲演奏します」瑞穂が泣き声で言い演奏を始めた。
観客は揺れ動く6個の乳房を食い入るように見つめ(ヌードなんて、なりたくないのに…)ヘアヌードを撮ると言っていた理沙でさえ、泣きながら演奏している。

 それでも3人はプロに徹してやり遂げた。
演奏を終え、楽屋に戻ると3人は胸を隠すのも忘れ泣いているが「いい加減泣くな。客も喜んでいたぞ」花山が話しかける。

 「演奏じゃなく、ヌードで喜んでいるわ。私はストリッパーじゃないのよ!」
「そう言うな。これも時勢だからな」勝手な解釈をしているが(そうか、胸だけなら何とかなるな。それに写真を見ながらも…)また思案した。

 花山は次のコンサートから3人にスケスケの服を着させようとしている。
「イヤです。これではヌードです!」
「丸出しよりはいいだろう。3色あるからどれか選べ。それから下はこれだぞ」黒いパンティだ。

 花山に言われれば逆らえず、パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になっていく。
「いいね。今度はいよいよヘアヌード写真集だな」3人の絨毛を撫でだす。
「ヌードはいいですが、ヘアはやめて貰えませんか?」
「そうは行かない。会社も苦しくてね」真っ赤な嘘を並べている。

 3人は仕方なしに黒いパンティを履くとガーターベルトでストッキングを吊り、わずかに色の付いた服を着たが乳房がスケスケで黒いパンテイが悩ましい。
「恥ずかしいです、大勢の前でこんな姿は…」
「似合うよ、いいじゃないか」今度は乳房を撫でだす。

 「やめて。乳首が張っています!」
「そうだよな、こんなに固くなっている」6個の乳首が膨らみきっている。
「とにかく頼むからね」花山の言葉に項垂れてステージへと向かった。

 3人がステージに立つと(オッパイばかり見ている…)皆がジッと胸を見ており痛いほどわかる。
それでも演奏を始めると観客はヌード写真集と見比べて(ヌード写真と比べるなんて…)泣きたい気持ちになっていた。

 そして、よく見れば(何よ。オナーになんてしないでよ!)ジッと瑞穂を見つめ、肉竿を擦っている。
(あそこもよ。あそこでもオナニーしてる!)演奏しながら客席を見回すと大勢がコソコソ手を動かしていた。

 (酷いわ、ストリッパーじゃないのよ。まじめに聞いてよ!)そう思いながら楽器を奏でた。
そして、演奏を済ませ楽屋に戻ると「すまないが、サイン会をやっているんで来てくれ」と花山から呼ばれた。

 「服を着てからにして下さい…」
「ダメだ、その衣装だ。写真は撮らせないから来い!」半ば強制的に乳房を露わにした姿で人前に連れ出され、3人はアッという間に人垣が囲まれた。

 「見ろよ、乳首がピンクだよ、まだあまりやってないな」皆が露わになっている乳房を見つめて話していく。
(オッパイを見たいだけでしょう。だったらエロ雑誌で見てよ!)項垂れたままいると「サインして下さい」と写真集が差し出された。

 「こ、これにサインなの?」
「そうです。あそこで買いました」指先には写真集が積まれ花山が売っている。
「社長がこんな事を…」自分たちのヌードを売る花山に怒りを感じたが「早くして!」せがまれサインしていく。

 「僕にもサインして!」やはり買ったばかりの写真集だ。
それにサインしていくと「ヘアヌードはいつ出すの?」聞かれた。
「その予定はないの。ヘアは見せたくないし…」
「だったら、この写真きりなんだね?」横から撮ったヘアを見せ「そうよ。それで終わりよ」顔を赤くしてサインしていく。

 その夜、瑞穂と美香は花山の部屋を尋ね「お願いですから、あんな恥ずかしい思いはさせないで下さい…」頭を下げたが「そうは行かなくてね。今度はヘア丸出しのを撮るそうだ」平然という。

 「そんな事、勝手に決めないで。こっちの身にもなってよ」泣き出すが通じない。
「ヘアがイヤなら、またマックスのバックをやるかい。今度は毎日4人相手だぞ」
「イヤ。セックスは、もうイヤです!」涙を流して首を振った。

 「そうだろう、だからヘアヌードになるんだ。それにレズもやっていいからな」花山は瑞穂の服を脱がし出す。
「やめて。裸はイヤです!」
「イヤでも脱ぐんだよ、美香も脱ぐんだ!」乱暴に瑞穂を全裸にした。

 「美香。やれよ、いつも2人でやっているやつを…」今度は美香を脱がしだし「いや、いや!」抵抗しても全裸にされた。
「やれ、やるんだ。やらないとオ○ンコするぞ!」花山も服を脱ぎだし「美香、やろうよ!」瑞穂は美香に抱き付いて乳房に顔を埋めた。

 「瑞穂…」美香も瑞穂の頭を抱きしめていく。
「そうだ、それでいい。俺も楽しむからな」花山も加わり、瑞穂の背中から淫裂目掛けて肉竿を押し込んでいく。

 「ヒ~。セックスしない約束よ…」
「気が変わってな、美香ともやるぞ」花山はピストンを始めて「抜いて、お願い、抜いて…」美香の胸で呻いている。

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